水族館に巨大水槽！！千葉県で魚に会える場所【8選】

千葉県といえば周りが海に囲まれ、海産物も有名です。一見水族館もたくさんありそうに感じますが、実際には水族館の数は多いとは言えません。
そこで今回は、千葉県で魚に会える場所を探してみました！
有名な所から、あまり知られていない所まで８ヵ所ご紹介していきたいと思います。

おすすめ記事
【8選】千葉の潮干狩りするならココで決まり！！【最新版】
【最新】家族や初心者でも楽しめる！！千葉の釣り堀スポット【15選】
【最新情報】千葉で起こった水難事故

鴨川シーワールド（鴨川市）

千葉県の水族館といえば、とても有名なのがここ『鴨川シーワールド』。
鴨川シーワールドの魅力といえば、シャチがいること。
シャチがいる水族館はなんと日本で２つしかなく、とても貴重な施設になっています。
一番の見所はなんといっても毎日行われているシャチのパフォーマンスショー！
ジャンプしたり、トレーナーさんと一緒に身体を回転させたり、所狭しと泳ぎ回ったり、大迫力です。
長期休みや休日では、１時間以上前から席とりが行われている鴨川シーワールドのメインイベントですが、席取りの際には注意が必要。
前から５列目くらいまでは、必ず濡れます(笑)
ショーが始まる前から注意のアナウンスが流れ、ポンチョの販売がありますが、「大袈裟だなぁ～」と空いている前の席に座ってしまうと、後悔することになりますよ…！
トレーナーさんとシャチが、観客席に向かってわざと水を飛ばしてきます。
でも着替えを持ってきて濡れる準備ができているお子様は大喜び間違いなし！
興味のある方はぜひ、着替え持参で行きましょう。
シャチ以外にも様々な展示エリアがあり、なじみのある魚から珍しい魚、ペンギン、トド、アシカ、イルカ、ウミガメまでたくさん飼育されています。
熱帯のサンゴ礁をモチーフにしたトロピカルアイランドは世界でも珍しい展示なので見どころの一つです。
交通の便はあまりよくないですが、公式の宿泊施設も隣接しています。
周辺にも観光スポットがありますので、ぜひのんびりと行ってみてください！

みなとオアシス“渚の駅”たてやま（館山市）

館山にある、みなとオアシス“渚の駅”たてやまは、「安らぎの場所」「憩いの場」そして、「人と人とを結びつける」という目的のもと建てられた施設です。
鮮魚や地元の特産品を購入できたり、新鮮な海の幸を味わうことができたりする食堂がある施設ですが、ここにも小さな水族館が併設されています。
館山湾に生息する魚や生き物が住んでいる『磯辺の水槽』は40㎡もあり、人工的に満潮・引潮が再現されています。干潮のときには潮だまりに生息する生き物を観察することができます。
魚のエサやり体験をすることもでき、親子に人気のイベントとなっています。
他にもヒトデやナマコに触れることができるタッチプールや、職員自らが採取したイシダイ・ヒラメ・ミノカサゴなど様々な魚が展示されています。
こちらの施設の魅力の１つとして、あの有名なさかなクンの、『サカナギャラリー』があります。
さかなクンは館山市在住で、館山おさかな大使なんですよ。
ギャラリーではさかなクンの描いた絵の展示や、愛用の楽器・小さいころ愛用していた図鑑など、貴重な品々が多数展示されています。
令和２年には施設がリニューアルされ、ジンベエザメやアカマンボウなど剥製の標本55点も飾られるようになりました。
さかなクングッズも販売している充実した施設になっていますので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
お魚に関して詳しくなれること間違いなしですよ！

世界一ちっちゃな水族館（銚子市）

とても印象的な名前のこちらの水族館は、なんと約40㎡（19坪）しかない本当に小さい水族館です。
ここは、2018年に閉館した犬吠埼マリンパークの飼育課長を務めていた方が、「悪天候の日にも銚子で楽しめる場所がほしい」と、2019年に自らが所長を務めている銚子海洋研究所の事務所内の一角にOPENした施設です。
３０種類という、一般的な水族館から見ると展示数は少ないものの、クラゲやエビ・イソギンチャク・タツノオトシゴなど様々な海洋生物を飼育しています。
こちらで暮らしている生き物は、一部を除き銚子の海で採集した生き物ということで、身近にこんな生き物がいるんだなぁととても勉強になります。
入館料は大人３００円、小学生２００円、幼児無料ととても安く、穴場スポットといえるでしょう。
館内にはタッチングプールがあり、ヒトデやナマコ、サメ、アメフラシなど普段なかなか触れることのできない生き物に間近で触れ合うことができます。
季節によってプール内の生き物が変わるので、銚子に行った際は訪れてみると様々な生き物に触れ合える経験ができます！
銚子海洋研究所では他にも、イルカウォッチングのクルーズを運行していることでも有名です。
運がいいとマンボウやクジラも見られるそうなので、興味のある方は合わせて行ってみてはいかがでしょうか。

かつうら海中公園　海中展望塔（勝浦市）

以前、海の見えるおすすめスポットでもご紹介したことのある、かつうら海中公園の海中展望塔。
ここは長いらせん階段を降りていくと、８ｍの海底から海の中を見ることができる展望塔です。
季節や天気によって水の透明度に差がありますが、何度訪れてもウツボ、ハコフグ、カワハギ、メバル、メジナなどたくさんの魚を見ることができます。
年間を通して約90種類もの魚がやってくるのだとか。どんな魚がいるかわくわくしますね。
よく見られる海の生物は写真付きで紹介されているので、見つけた魚の名前をしっかりと確認できとても勉強になりますよ。
サメが見られることもあるそうで、出会えた方はラッキーです。
透明度が低く見えにくいときには入館料が割引になるのもうれしいサービス。
訪れる前に、当日の海の様子を確認してから行くといいでしょう。
周辺には食事をする場所や、磯遊びができる場所、海の資料館もありますので、一日通してのんびりと過ごすことができます。勝浦に行った際にはぜひ訪れてみてくださいね！
残念ながら展望塔にはエレベーターがなく、長いらせん階段を自分の足で降り、登らなければいけませんのでその点は注意が必要です。

こみなと水族館　千葉大学海洋バイオシステム研究センター（鴨川市）

千葉県鴨川市にある『こみなと水族館』は房総半島の魚を中心として展示をしている水族館です。
大きな水族館では世界中の魚を見られるところが魅力ではありますが、自分の住んでいるところの近くの海にはどんな魚がいるのかはあまり知らない人が多いのではないでしょうか。
ここではそんな身近に住む魚や生き物たちを観察することができます。
決して広くはなく、目と鼻の先にある鴨川シーワールドと比べてしまうとどうしても見劣りしてしまいますが、コブダイ・アジ・ハリセンボン・イセエビ・ウニ・ナマコなどいろいろな魚が展示されています。
研究センターなので、開設当初から集められてきた貴重な標本の展示も充実しています。
入館料は、なんと無料。気軽に訪れることができるのも、この施設の魅力です。
世界中の様々な種類の魚を知り普段見られないような魚を観察することも楽しいですが、身近なところにもこんなにたくさんの魚が暮らしているところを知ることで、自然を大切にする気持ちが芽生えるようになりますよ。
お子様の自由研究にもぴったりです！

海の駅九十九里（山武郡）

地域のお土産や、地元でとれた海産物を購入することができる、海の駅九十九里。
一見、魚は売られているだけのイメージですが、ここでは水槽の中で暮らすイワシの大群を見ることができます。
ものすごい数のイワシが所狭しと泳いでいる様子は、大人も子どもも思わず見入ってしまうほど圧巻です…！
水族館よりも至近距離で見ることができるので、「イワシってこんな顔なんだなぁ…」としみじみ思ってしまい、しばらく見つめて不思議な気持ちになりました(笑)
イワシ資料館も併設されているので、興味がある方はぜひ行ってみてくださいね！いわし君グッズも販売していますよ♪
こちらの海の駅では地元の海の幸を味わうことができるフードコートや、目の前の片貝漁港で水揚げされた新鮮な魚を購入することができるところも魅力です。
イワシの量り売りもあり、先ほどの水槽を思うとちょっぴり複雑な気持ちにもなりますが(笑)
海水浴や釣りなどで九十九里に行った際にはぜひ立ち寄ってほしいとてもおすすめの施設になっています！

PIER-01千葉みなと店（千葉市）

シーフードレストランのPIER-01(ピアゼロワン)千葉みなと店は、千葉ポートタワーの側にあります。
こちらはなんと店内に巨大水槽があり、本物の水族館のようにたくさんの魚が飼育されています。
そんな水槽を見ながらおしゃれにお食事ができる、とても素敵なレストランになっています！
とても大きく、様々な魚やカメが泳いでいるのでまるで自分も海の中にいるような気持ちになることができます。
家族とはもちろん、カップル・恋人同士での利用にもぴったり。
海の魚たちを見ながらロマンチックな雰囲気を味わえること間違いなしです！
結婚式1.5次会、2次会、貸切パーティもできるようで、海が好きな方には特におすすめのお店です。
また、水槽のある室内での食事ではなく、屋外にはなってしまいますが、手ぶらでのバーベキューができるところもうれしいポイントの一つ。
目の前が海になっているので、最高のロケーションでのバーベキューができますよ。
家族や友達・恋人と素敵な時間を過ごしてくださいね。
実はこちらの水槽、系列のココナッツ千葉みなと店でシュノーケリングやダイビング体験をすることができるんです。
インストラクターさんと一緒に潜り、アオウミガメやアジの群れなど間近で見ることができるとても貴重な施設になっています。
こちらも興味のある方はぜひ利用してみてくださいね。

ユアエルム八千代台（八千代市）

八千代台にある一見普通のショッピングモールの、ユアエルム八千代台。
実はここに、知る人ぞ知る水族館があるのはご存じですか？
１階、海の広場にエルム水族館と名付けられた場所があるんです。
幅５メートルもの巨大な水槽が２つ並び、２０００匹もの熱帯魚が泳いでいるこの場所は、プチフードコート「マリンテーブル」と併設されているため、お食事をしながら水槽を眺めることができます。
見るのはもちろん無料！たくさんの色とりどりの魚たちと、長い水槽に、思わず時間を忘れて観察してしまいます。
ショッピングモールの水槽とはいえ、水槽のレンタル・メンテナンスの業者さん、株式会社ハンズさんがしっかりと管理してくださっているので、水族館にも負けない素敵な水槽となっています。
お子様が小さく、「まだ水族館は早いかなぁ…」と思っている方も、泳いでいる本物の魚を見せてあげられる水族館デビューの場所かなと思います。
お買い物に飽きてしまったお子様の気分転換にもぴったりですよ！