千葉市の人口の多い区をランキング形式でご紹介。令和4年10月1日現在、千葉市の人口978,801人、世帯数は460,153世帯と千葉県の中でも、もっとも人口の多い都市です。
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No.1 中央区
市役所や県庁、地方裁判所など、市、県、国の各種公的機能が集積する中央区。人口は約21万人。区の色はエネルギッシュ・レッドです。
千葉港を中心としたベイフロントとして発展している臨海部には、千葉市のシンボルタワーの千葉ポートタワーや千葉県立美術館など文化やレクリエーション施設があります。
ポートタワー周辺にはホテルや公園などが多く、フリーマーケットやイベントも行われていて市民の憩いの場となっています。毎年クリスマスにはポートタワーもイルミネーションで華やかに装飾され、カップルや友人、家族連れなどたくさんの人に親しまれてるんですよ。
中央区は京葉工業地帯が形成されている地域としても有名で、特に蘇我臨海地区には大型商業施設や運動公園、スポーツ競技場などがあります。
公共交通手段が市内でも最も充実している中央区は、京葉線、内房線、外房線、京成電鉄千葉線、千原線、千葉都市モノレールなどが走っています。千葉都市モノレールは2001年に懸垂型のモノレールとしては営業距離が世界一になったとギネス認定されました。
亥鼻城は千葉市立郷土博物館として亥鼻城や千葉氏にまつわる歴史的な収蔵品が展示されています。県民からは通称千葉城と呼ばれ親しまれています。敷地内には茶店があり、美味しいお茶とお菓子を楽しめますよ。近くには千葉県文化会館、千葉県中央図書館、国立大学の医学部や大学病院、県立高校などがあります。
また千葉県立中央博物館は緑の多い公園の中にあって、貝塚など地域の歴史を振り返る貴重な品々やナウマンゾウなどの骨格標本も展示しています。また固有の動物が生息する生態園も併設されていて、自由に観察することが出来るんですよ。
区の中央部にある千葉市科学館は、宇宙や光、音などをテーマに様々な展示がされています。ワークショップも開催され、小学生や親子連れが訪れる人気のスポットなんです。プラネタリウムも人気があり、番組によっては定員オーバーで観られないこともあるので、興味のある方は上映時間要チェックです。
No.2 花見川区
人口は約17万人。都市機能と自然の姿が共存する花見川区は、区の中心部を縦断するように流れる「花見川」から名付けられました。区の色はフラワー・ピンクです。
千葉県の天然記念物に指定されている県の花「大賀ハス」。実は今から2000年以上前の古代ハスの実から発芽して花を咲かせたものなんです。「大賀ハス」は区内にある東京大学検見川総合運動場内の遺跡で発掘。「検見川の大賀蓮」として県の天然記念物に指定されたのち、千葉市の花として制定されました。「大賀ハス」は現在、全国の施設に移植されているんですよ。ピンク色の美しい花を多くの人が楽しんでいます。
こてはし温水プールは一年中楽しむことができる屋内プール施設です。天井はガラス張りになっていて解放感があり、お日様の光を感じながら泳ぐことができるんです。施設内には25mプール、流水、ウォータースライダー、ジャグジー、など施設がとっても充実しています。ウォーキングや水遊びなどもできるので泳げない人も十分楽しめますよ。
プールの他にも卓球やバドミントン、エアロバイクやランニングマシンが完備されています。和室研修室や90人も収容できる多目的ホールもあり、あらゆる用途に対応できる施設です。
花島公園は「水と緑とコミュニティのふれあい」をコンセプトに造られた公園で、野球やサッカー、ラグビー、テニスなどが楽しめる球戯場ゾーン、親水空間の噴水池ゾーン(渓流園)、なだらかな芝生の広場が広がるふれあいの広場、水辺の植物や野鳥などが観察できる中島池ゾーン、桜の名所として知られる花見川沿いの広場のお花見広場ソーン、印旛放水路沿いにある花見川サイクリングロードに面し緑あふれる広場の川辺憩いの広場ゾーンの6つのゾーンで構成されています。花島公園センター花見川地区の公園を管理する事務所で、体育館やトレーニング室、サークル室や講習室などを併設した複合施設となっています。
No.3 稲毛区
稲毛区の人口は約16万人。区の色はブライト・イエローです。国立千葉大学をはじめ教育機関の集まる文教地区となっています。学生が多い街としても有名です。野球場やランニングコース、自転車競技場などの施設もあり、住宅や工業施設も兼ね備える地域なんです。昔は東京湾に面する松林が広がる避暑地だった稲毛海岸沿いに別荘を構えた文化人が多くいたと言われています。松林周辺は森鴎外や島崎藤村などが小説執筆のために滞在したとされる海気館をはじめ、多くの名旅館がありました。「千葉市民ギャラリー・いなげ」は旧神谷伝兵衛稲毛別荘や神谷バーなどの創業者として知られる神谷伝兵衛の洋館建築で建てられた別荘なんです。クロマツに囲まれた美しい庭園の中にある文化の拠点施設です。国の登録有形文化財に指定されています。
千葉県総合スポーツセンターは県内の体育大会や全国的な総合体育大会など国際競技会にも対応可能な設備を備えている施設なんですよ。各種マシンを設置しているトレーニングルームや多目的アリーナを有するスポーツ科学センターをはじめ野球場、陸上競技場、軟式野球場、ソフトボール場、テニスコートなど14施設からなるハイレベルな施設なんです!それだけではありません。2000人近くを収容できる宿泊施設まで備えているので、クラブの合宿や研修にも対応できるんです。本格的な試合だけでなく、誰でも気軽にスポーツを楽しむことができる施設です。
No.4 美浜区
美浜区は人口約15万人。様々な企業の本社やイベント会場があり、スポーツ施設も充実した地域なんです。千葉市を代表する臨海工業集積地で日本初の食品工業団地「千葉食品コンビナート」があります。区の色はマリンブルーです。
幕張新都心は多国籍企業や外資系の企業など名だたる企業が並ぶオフィス街、ワールドビジネスガーデンとよばれる超高層ビルが立ちならぶ地域、そして本格的な複合コンベンション施設の幕張メッセ国際展示場や22の会議室を持つ国際会議場や9000人も収容できる幕張イベントホールがあります。年間を通してたくさんのイベントが開催される日本を代表する施設です。
美浜区にある稲毛海浜公園にはなんと!ヨットハーバーがあるんですよ。海に理解と興味をもって市民が接することができるように海洋教室やヨット入門コースなど各種イベントを開催しています。初心者や親子で参加できるヨット体験会、まき網漁見学会など楽しいイベントも開催されていて海を身近に感じられる公園です。また公園内には千葉市で唯一の海水浴場の「いなげの浜」があります。日本で初めて作られた人工海岸です。「いなげの浜」の白砂には西オーストラリア州アルバニー産珪砂が使われているんです。その美しさはまるで海外のよう。グランピング施設や海が見えるおしゃれなカフェなどもあり人気の高いスポットとなっています。公園内に大型プールもあり、夏休みは家族連れなどで賑わいます。
幕張海浜公園は幕張新都心の中心にある「緑と海と街が魅力的に融合するシティパーク」がテーマの広域公園。大芝生公園や大きな花時計、日本庭園の「見浜園」やZOZOマリンスタジアムなど7つのブロックから構成されています。
No.5 若葉区
縄文時代の大規模住居地区と自然環境が残る地区として知られ若葉区は人口約14万人。区の面積は市内で最も大きな区なんです。区の色はフレッシュ・グリーン。
土塁やお堀などの遺構が残るお城の跡や日本最大級で国の特別史跡にも指定されている加曾利貝塚など自然や史跡が残る若葉区はゴルフ場や公園もとても多いんです。
千葉市動物公園は人間のように二本の足ですっくと立って有名になったレッサーパンダの「風太くん」や、ほとんど動かないと言われているハシビロコウなどで有名な動物園。市内の幼稚園や小学校の遠足でも利用されています。そして開園当初から世界の霊長類の飼育や絶滅が危惧される希少種の繁殖にも力を入れている動物園なんですよ。
園内は9つのエリアで構成されています。珍しい動物も多く、開園当初は遊園地が園内にあり、大きな観覧車はシンボル的存在でした。現在は遊園地は閉園し、跡地にふれあい動物の里がオープン!乗馬や餌やり体験をはじめ、手ぶらでバーベキューまで楽しめちゃうんです。親子連れに大人気のエリアなんですよ。以前は猛獣の展示はされていませんでしたが、最近ではライオンやチーターなども仲間に加わりより賑やかになりました。
泉自然公園は公園の大半が東千葉近郊緑地特別保全地区に指定されている公園で、桜の名所でもあるんです。日本さくら名所100選にも選定されているほどなんですよ。園内はフィールドアスレチックや植物園などがあり、バーベキューも楽しめます。なかでもジップラインは人気があります。
No.6 緑区
緑区の人口は約12万人。区の色はエバー・グリーンです。千葉市が政令指定都市となったことにより宅地造成が進み、緑区内の各所で人口が増加しました。あすみが丘は代表的なニュータウン地区になります。
千葉市昭和の森は敷地面積は約100haを誇る公園。公園内は広場、遊び場、テニスコート、サイクリングコース、ウォーキングコースの他に展望台やアウトドア施設、宿泊施設など多くの施設を備える公園で、その規模は市内最大。一部が県立九十九里自然公園に指定されていますが、日本の都市公園100選や房総の魅力500選にも選定されているんですよ。荻生道遺跡という遺跡も公園内に保存されています。またクロスカントリー大会も開催される公園としても知られています。
ホキ美術館は昭和の森に隣接している美術館でホキメディカルの創業者の保木将夫により収集された写実絵画作品が展示されています。ギャラリーは連続した回廊で構成されていて地上1階、地下2階と、ちょっと変わった構造になっています。現在は約500点もの作品が収蔵されているんですよ。現在も収蔵作品は増え続けているのだとか。展示作品は半年ごとに入れ替えて展示されています。不定期で画家や専門家を招いて、ギャラリートークが開催されたり、クラシックギターや弦楽四重奏、ピアノとチェロの二重奏などが演奏されたこともあるそうです。軽食やドリンクを楽しめるカフェやミュージアムショップも併設する素敵な時間を過ごせる美術館となっています。館内にあるレストランではイタリア料理とワインが楽しめるそうですよ。