【23選】おすすめ!!日本の伝統が息づく。日本の刀剣を所蔵する美術館【2024年最新版】

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一関市博物館(岩手県一関市)

一関博物館は、1997年10月10日岩手県一関市に設立されました。「地域の歴史」「舞草刀と刀剣」「大槻玄沢と蘭学」「大槻文彦と言海」「一関と和算」「地域の美術工芸」の6テーマが設定されています。公立博物館の中で日本刀に最も力を入れている博物館の一つです。
「舞草刀」とは、平安時代の朝廷と蝦夷(えにし)の戦をきっかけに舞草派の刀工達によって作刀された刀剣です。
一関市博物館の日本刀展示室は、約一五〇平方メートルのゆったりした空間です。
館蔵品は、宝寿在銘が七点、鎌倉後期作と思われる舞草二字銘の太刀、それに古備前正恒の太刀があります。これは、正恒の父が舞草鍛冶の安正であるためです。一関藩が仙台伊達家の支藩であった関係から、山城大掾藤原国包の刀もあります。

施設名一関市博物館(いちのせきしはくぶつかん)
住所〒021-0101 岩手県一関市厳美町沖野々215−1
公式サイト名一関市博物館
公式URLhttps://www.city.ichinoseki.iwate.jp/museum/
営業時間9時00分~17時00分(休館日:月曜日(祝日時は翌日)、年末年始等)
電話番号0191-29-3180

致道博物館(山形県鶴岡市)

致道博物館は、1950年、山形県鶴岡市に設立されました。
地方文化の向上発展に資することを目的として、土地建物および伝来の文化財などを旧荘内藩主第16代酒井忠良氏により寄附され、財団法人以文会が設立されました。
当館地内は鶴ヶ岡城の三の丸にあたり、古くは庄内藩の御用屋敷で広壮な屋敷があり、重要文化財旧西田川郡役所、重要文化財旧鶴岡警察署庁舎の2棟と江戸時代創建の湯殿山山麓田麦俣民家の重要文化財旧渋谷家住宅が移築保存されています。
伝統的建造物等を活用し、考古、歴史、民俗資料などを常設展示しています。民俗資料は、現在8件5350点の 資料が国の重要有形民俗文化財に指定されています。
常設展示、そして地域の芸術文化向上のために美術部門を主とした年十数回の特別企画展示を開催しています。

施設名致道博物館(ちどうはくぶつかん)
住所〒997-0036 山形県鶴岡市家中新町10−18
公式サイト名致道博物館 Official site.
公式URLhttps://www.chido.jp/
営業時間3月~11月:9時00分~17時00分(休館日無し) 12月~2月:9時00分~16時30分(休館日:水曜日、年末年始等)
電話番号0235-22-1199

三の丸尚蔵館(東京都千代田区)

三の丸尚蔵館は、1989年に上皇陛下と香淳皇后が、宮内庁が管理してきた美術工芸品を国に寄贈し、1993年に保存・研究や一般公開を目的として開館された施設です。
収蔵品の公開については、博物館・美術館への貸出等を行って展示することを検討していましたが、皇室の意向により展示室を設けています。
2023年の新施設への移行に伴い「皇居三の丸尚蔵館」と改称することが決まり、収蔵品には、平安時代の書の逸品「粘葉本和漢朗詠集」「金沢本万葉集」鎌倉時代の絵巻「春日権現験記絵」「蒙古襲来絵詞」のほか、狩野永徳筆「唐獅子図屏風」狩野探幽筆「源氏物語図屏風」伊藤若冲筆「動植綵絵」、近代では下村観山や横山大、並河靖之、高村光雲らの作品などの作品があります。

施設名皇居三の丸尚蔵館(こうきょさんのまるしょうぞうかん)
住所〒100-0100 東京都千代田区千代田1−1 皇居東御苑
公式サイト名皇居三の丸尚蔵館 The Museum of the Imperial Collections, Sannomaru Shozokan
公式URLhttps://shozokan.nich.go.jp/
営業時間9時00分~16時15分(休館日:月曜日(祝日時は翌日)、年末年始、展示替期間等)
電話番号03-3213-1111

東京国立博物館(東京都台東区)

東京国立博物館が設立されたのは1872年3月10日。文部省博物局が湯島聖堂大成殿において、最初の博覧会を開催したときです。
150年にわたり受け継いできた収蔵品は現在約12万件。このうち国宝89件、重要文化財649件(2023年4月現在)と質・量ともに日本を代表するコレクションです。
「総合文化展」では、常時3,000件を展示しています。
東京国立博物館の「総合文化展」は、ほぼ毎週、どこかの展示室で展示替えが行われ、その数は年間約300回。東京国立博物館の展示館は全部で6館。
本館では日本美術を、平成館では日本の考古を、東洋館では東洋美術、法隆寺宝物館では法隆寺献納宝物を展示しています。加えて、特別展、催し物会場となる表慶館、敷地外に洋画家黒田清輝の作品を展示する黒田記念館があります。

施設名東京国立博物館(とうきょうこくりつはくぶつかん)
住所〒110-8712 東京都台東区上野公園13−9
公式サイト名東京国立博物館 – Tokyo National Museum
公式URLhttps://www.tnm.jp/
営業時間金・土以外:9時30分~17時00分 金・土:9時30分~19時00分(休館日:月曜日(祝日時は翌日)、年末年始等)
電話番号050-5541-8600

東京都江戸東京博物館(東京都墨田区)

東京都江戸東京博物館は、1993年3月に開館しました。江戸から東京の歴史を豊富な資料と、模型を用いて紹介する博物館です。
江戸東京の歴史と文化を振り返り、未来の都市と生活を考える場です。
菊竹清訓の建築によるユニークな建物です。徳川家康の江戸入府から現代に至る約400年間を中心に、貴重な実物資料や復元模型・体験型資料を用いて紹介しています。令和4年度 新収蔵品として3点があります。
【町火消の装束と道具】町火消「い組」所用の装束と、消火の際に使用した代表的な道具「鳶口」が収蔵されています。
【御誕生人形】は、産後間もない赤ん坊がいる産室に用意される道具一揃いをミニチュアサイズで再現したものです。
【柴田是真の絵】で「正月飾図」と「竹に群雀図」の2点があります。

施設名江戸東京博物館
住所〒130-0015 東京都墨田区横網1丁目4−1
公式サイト名江戸東京博物館
公式URLhttps://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
営業時間※長期休館中(2022年4月1日~2025年予定)
電話番号03-3626-9974

刀剣博物館(東京都墨田区)

刀剣博物館は、東京都墨田区に1968年に日本美術刀剣保存協会の付属施設として開館しました。
日本刀文化の普及のため、日本刀を保存・公開しています。日本刀は、古来武器という性質だけでなく、信仰の対象や権威の象徴としての側面をもっています。また、美術品として鑑賞の対象にもなっていました。廃刀令後は役割を終えました。
戦後、日本刀は武器とみなされ、没収されて壊滅の危機に陥りました。
しかし、本間順治、佐藤貫一氏等の活動で混乱を脱し、昭和23年に美術工芸品としての日本刀の保存・鑑賞・研究・伝統継承のため日本美術刀剣保存協会が設立されました。
日本刀は武器が美術工芸品にまで昇華された文化財で、千年を越えて大切に保存されています。当館は刀剣類、刀装、刀装具、甲胃、 金工資料、古伝書等を多数所蔵しています。

施設名刀剣博物館
住所〒130-0015 東京都墨田区横網1-12-9
公式サイト名刀剣博物館
公式URLhttps://www.touken.or.jp/museum/
営業時間9時30分~17:00(休館日:月曜日(祝日時は翌日)、年末年始、展示替期間等)
電話番号03-6284-1000

秋水美術館

正宗の兄弟子と言われる「則重」天下三作の一人「郷義弘」を輩出した地 富山県、秋水美術館は2020年5月に設立しました。
美術館のコレクションは、中世から現代までの、日本の絵画と工芸作品を軸としています。室町時代には、宇多派の刀工が活躍した刀剣の産地でした。
当館では、蒐集した越中刀工のコレクション、重要文化財である日本刀・刀装具や絵画・工芸品を展示しています。イベントとして、研師・要堺市郎氏をお招きして日本刀の研磨実演が行われています。また、学芸員による日本刀についてのギャラリートークなども開催されています。
展覧会では「日本画」・「やきもの」・「日本刀と刀装」を期間限定で展示し紹介されています。

佐野美術館

公益財団法人 佐野美術館は、1966年11月10日、静岡県の三島市に開館しました。
展覧会を活動の中心にしており、刀剣・人形・絵画・絵本など多彩な内容で、年に6回程度開催しています。当館創立者の佐野隆一のコレクションを軸とし、約2500件の日本・東洋の優れた美術品を収蔵しています。
分野は「日本刀」「刀装具」「彫刻」「能面・狂言面」「染色・装身具」「陶磁器」「人形」「書跡」「絵画」と、系統立てて集められています。
令和6年1月~展覧会「ときめき 美人―培広庵コレクション名品展」が、開催されます。本展は、京都の上村松園や菊池契月、東京の鏑木清方や伊東深水、大阪の北野恒富や島成園、そして竹久夢二など、近現代画壇を代表する日本画家たちのコレクションを中心に美人画約70点が紹介されます。

徳川美術館

徳川美術館は、1935年に19代当主徳川義親が大名文化を後世に伝えることを目的として、名古屋に開館されました。
所蔵品には、御三家筆頭の尾張徳川家に受け継がれてきた宝物の数々が公開されています。
主な『刀剣』収蔵品:国宝の太刀、銘「正恒」「国行」「来孫太郎」「国宗」「光忠」「長光」「吉光」・短刀、無銘「正宗」 重要文化財の太刀、
銘「(菊紋)名物 菊一文字」「光忠」「来国光」「備州長船住兼光」「来国俊」 短刀「正宗」・刀「助真」「一文字」「本作長義・・・(以下58字略)」
刀剣は、明治時代以降の混乱や戦時の空襲も生き延びて今日に伝えられた貴重な遺産です。 江戸時代の研ぎのままで新たな研ぎを加えていないので、江戸時代当時の刀剣の姿をそのまま鑑賞できます。

施設名徳川美術館(とくがわびじゅつかん)
住所〒461-0023 愛知県名古屋市東区徳川町1017
公式サイト名名古屋・徳川美術館へようこそ
公式URLhttps://www.tokugawa-art-museum.jp/
営業時間10時00分~17時00分(休館日:月曜日(祝日時は翌平日)、年末年始等)
電話番号052-935-6262

名古屋刀剣ワールド

名古屋刀剣博物館「名古屋刀剣ワールド」は、全国の日本刀を鑑賞できる場所として愛知県名古屋市中区栄に開館予定の刀剣博物館です。
(開館日2023年10月25日現在未定)日本刀・甲冑・浮世絵の専門博物館で、日本刀は、常時約150振、最大で刀剣200振を展示しています。
甲冑50領、浮世絵150点、火縄銃・古式西洋銃150丁を展示している博物館で、当館の見どころは展示のほかに、等身大の甲冑武者・騎馬武者、写真撮影できるフォトスポット、迫力ある映像が映し出される体験型シアターなどが設けられています。
刀剣とは、刀身、または剣身を備えた武器の総称で、日本では、一般的に片刃の物を「刀」、両刃の物を「剣」として区別しています。

施設名名古屋刀剣博物館「名古屋刀剣ワールド」
住所〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3丁目35番43号
公式サイト名名古屋刀剣ワールド
公式URL10時00分~17時00分(休館日:月曜日(祝日時は翌日))
営業時間10時00分~17時00分(休館日:月曜日(祝日時は翌日))※休館中(開館日未定)
電話番号052-262-6000

関鍛冶伝承館

岐阜県関市にある「関鍛冶伝承館」の前身「関市産業振興センター」は、1984年(昭和59年)に開館。
今に続いている岐阜県関市の伝統産業は、「五箇伝」と称された日本刀作りをはじめとし、刃物作りの技術を伝承していくことを目的として、設立されました。
全面改装を経て、「関鍛冶伝承館」としてリニューアルオープンしたのは、2002年(平成14年)10月8日です。「刃物まつり」では、敷地内には日本刀鍛錬場や技能士実演場を併設しています。一般公開日には日本刀鍛錬の実演を行っています。
毎年11月8日の「刃物の日」には、使えなくなった刃物の供養を当館の敷地内にある「刃物塚」で行っています。

施設名岐阜関ケ原古戦場記念館(ぎふせきがはらこせんじょうきねんかん)
住所●〒501-3857 岐阜県関市南春日町9−1
公式サイト名関鍛冶伝承館 | 関市役所公式ホームページ
公式URLhttps://www.city.seki.lg.jp/kanko/0000001558.html
営業時間9時00分~16時30分(休館日:火曜日(祝日時は翌平日)、年末年始等)
電話番号0575-23-3825

岐阜関ケ原古戦場記念館

岐阜関ケ原古戦場記念館は、岐阜県不破郡関ケ原町にある関ヶ原の戦い(慶長5年9月15日は西暦の1600年10月21日)に関する体験施設型、記念館です。2020年10月21日に開館し、翌年10月22日一般公開されました。関ケ原古戦場・史跡巡りに自転車の貸し出しもあります。
2016年3月19日には、世界三大古戦場として、古戦場の魅力や可能性を確認し、古戦場の使命や課題等について意見を交わす、世界古戦場サミットを開催しました。
令和5年の大河ドラマ「どうする家康」のゆかりの地の魅力を発信しているパネルや、甲冑等を展示する「家康、命運の地 関ケ原展」を令和 6年1月14日まで開催中です。
歴史研究者・水野伍貴氏の講演会「関ヶ原合戦の新説を検討する」2023年12月9日開催します。

施設名岐阜関ケ原古戦場記念館(ぎふせきがはらこせんじょうきねんかん)
住所〒503-1501 岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原894−55
公式サイト名【公式】岐阜関ケ原古戦場記念館|関ケ原の戦いを五感で体験|岐阜県
公式URLhttps://sekigahara.pref.gifu.lg.jp/
営業時間9時30分~17時00分(休館日:月曜日(祝日時は翌平日)、年末年始等)
電話番号0584-47-6070

桑名市博物館

桑名市民の方々の寄贈で1971年に建てられた歴史ある博物館です。四季ごとに企画展示が行われており、春季には「刀剣アラカルト」という刀剣メインの展示が行われております。この展示では、館蔵の刀剣を中心に、それぞれ個性のある刀剣が展示されていました。
日本の刀匠「村正」が手がけた刀剣作品が数多く展示されており、村正作品をメインにした展示イベントも開催されています。刀剣を全く知らない人でも楽しめる解説付きで、刀剣について深く学ぶことができる博物館です。刀剣以外にも、桑名にゆかりのある美術品が多数展示されています。中学生以下は入館料が無料なので、親子で訪れるのもいいかもしれません。

施設名桑名市博物館(くわなしはくぶつかん)
住所〒511-0039 三重県桑名市京町37−1
公式サイト名博物館/桑名市
公式URLhttps://www.city.kuwana.lg.jp/bunka/bunkashisetsu/hakubutsukan/index.html
営業時間 9時30分~17時00分(休館日:月曜日(祝日時は日曜を除く翌日)、年末年始、展示入替期間等)
電話番号0594-21-3171

神宮徴古館

日本初の私立博物館として明治42年に設立されました。館内では国の重要文化財11点含め1万点以上の美術品が収蔵されています。この美術館は「自然の産物がいかに役立つか」をテーマにしており、重要文化財である2振の刀剣が展示されています。
「蝦夷」制作の「手抜型蕨手刀」を手本にして制作された太刀は、「衛府」の官人が主に使用していました。「平将門の乱」で将門を討ち取ったと言われている初期の刀が、ほぼ完全な形でこの美術館に残っています。
「有国」の折り返し銘がある脇差も重要文化財に指定されています。有国に関して残っている作品は少なく、貴重な1振です。
刀剣の他にも、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3大武将が遺した書状も展示されており、歴史好きな人は見逃せません。

施設名神宮徴古館(じんぐうちょうこかん)
住所〒516-0016 三重県伊勢市神田久志本町1754−1
公式サイト名徴古館・農業館について – 神宮の博物館
公式URLhttps://hikone-castle-museum.jp/
営業時間9時00分~16時30分(休館日:木曜日(祝日時は翌平日)、年末年始等)
電話番号0596-22-1700

彦根城博物館

彦根市制50周年を記念して、彦根城表御殿の復元も兼ね、1987年に設立されました。収蔵されている資料は9万点を超える規模で、刀剣の数は420口ほどです。
慶長20年の戦乱を終えた太平の時期には、刀剣は実用的な物から、武士の階級を表すものに変化を遂げました。将軍家など、戦乱の世を生きた家系では、多くの名刀を所持しており、彦根藩で活躍していた井伊家もその中にいます。その井伊家が所持していた刀剣のほとんどがこの彦根城博物館に収蔵されているのです。井伊家の刀剣をメインとした企画展示も開催されていました。
国の重要文化財である日本刀も2振り収蔵されており、どちらも「国宗」の銘が入っています。

施設名彦根城博物館(ひこねじょうはくぶつかん)
住所〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町1−1
公式サイト名彦根城博物館|Hikone Castle Museum|滋賀県彦根市金亀町にある博物館
公式URLhttps://hikone-castle-museum.jp/
営業時間8時30分~17時00分(休館日:不定期)
電話番号0749-22-6100

岡山県立博物館

多くの文化財が残る岡山県。この博物館では、そんな岡山県の歴史を辿る文化財を4つの展示室に分けて展示しています。国宝の鎧や、国の重要文化財も複数点収蔵されており、歴史好きにはたまりません。リニューアル後には、武将と姫の格好をした案内役が館内の説明をして回る大規模な展示イベントも行われました。
過去に上杉謙信の愛刀であった国宝の「山鳥毛」も展示されていた。現在は展示を終了していますが、期間限定で再展示もされるので、公式をチェックして見逃さないようにしましょう。
他にも、岡山が誇る名刀であり、国宝の「吉房」や、重要文化財の「則宗」も間近で見ることができる。華麗な刀文や刀身の美しさに魅了される来館者は多い。

施設名岡山県立博物館(おかやまけんりつはくぶつかん)
住所〒703-8257 岡山県岡山市北区後楽園1−5
公式サイト名岡山県立博物館ホームページ
公式URLhttps://www.pref.okayama.jp/site/kenhaku/
営業時間4月~9月:9時00分~18時00分、10月~3月:9時30分~17時00分(休館日:月曜日(祝日時は翌日)、展示替え等)
電話番号086-272-1149

倉敷刀剣美術館

「倉敷に文化の礎を築きたい」という佐藤さんの思いで2002年開館しました。倉敷の刀工、備中国には「青江」鍛冶が属していました。平安時代から多くの名匠が生まれており、その作品を中心に展示されています。開館20周年時点では1500振が収蔵されており、刀剣を手に持つことも出来ます。
美術館がおすすめしているのは、特別重要刀剣である「正恒」です。正恒系は、刀文が華やかで技量が高いのが魅力で、他の刀剣に比べても品格と味わいが段違いだそう。
この美術館では「刀剣乱舞」好きの方で知らない人はいない「加州清光」の刀も収蔵されています。そのため来館者には若い女性も多く、1人でゆっくりと鑑賞される方が増えているそうです。
また、展示方法を白布からアクリルに変えたことによって、より刀身をはっきり鑑賞することが可能となりました。館内にはカフェもあり、のんびりと過ごすことができるでしょう。

施設名倉敷刀剣美術館(くらしきとうけんびじゅつかん)
住所〒710-1101 岡山県倉敷市茶屋町173
公式サイト名倉敷刀剣美術館――日本刀 刀剣を常設展示
公式URLhttps://www.touken-sato.com/
営業時間10時00分~19時00分(休館日:月曜日、年末年始等)
電話番号086-420-0066

備前長船刀剣博物館- 備前伝

古来より日本刀の産地として知られる備前長船。この博物館では、備前で制作された日本刀を中心に刀剣類約40口が常時展示されています。年6回企画展示も行われており、毎回違ったテーマで開催されています。
展示されている「備前長船康光」は、3代にわたって作刀され、刀剣の切れ味を示す書物においては「大業物」とされています。その姿は豪壮としており、華やかな刀文が焼かれているのが特徴です。
この博物館は、「わかりやすい展示」を重要視しており、刀剣のことをよく知らない初心者でも気軽に来館できるようになっています。刀の違いや個性について理解しやすいように、用語の説明などを始めに説明してもらえるのが魅力です。

施設名備前おさふね刀剣の里 備前長船刀剣博物館
住所〒701-4271 岡山県瀬戸内市長船町長船966
公式サイト名備前長船刀剣博物館 – 瀬戸内市公式ホームページ
公式URLhttps://www.city.setouchi.lg.jp/site/token/
営業時間9時00分~17時00分(休館日:月曜日(祝日時は翌平日)、年末年始、展示替時等)
電話番号0869-66-7767

渡辺美術館(鳥取県鳥取市)

鳥取県の医師である渡辺元氏が収集した約3万点の美術品が収蔵されている美術館です。美術品に触れることも可能で、より芸術を身近に感じてもらうことが可能となっています。
地元因幡・伯耆の刀工の作品をはじめとし、大和を除く全国各地の刀剣が集められています。中でも、鳥取池田家伝来の「浦島虎徹」の復元刀を目当てに来館する方は多いです。
無銘刀をメインにした企画展示も開催され、作者や製作地を解き明かすという謎解きイベントが催されました。
個人のコレクションで出来た美術館といっても侮れず、刀剣マニアや歴史好きが十分楽しめる展示内容となっています。また、名刀の勉強会として毎月「日本刀講座」や、刀剣に触れることができるイベントなども開催されています。

施設名渡辺美術館(わたなべびじゅつかん)
住所〒680-0003 鳥取県鳥取市覚寺55
公式サイト名
公式URLhttps://watart.jp/
営業時間平日:10時00分~15時00分、土日祝:10時00分~17時00分(休館日:火曜日(祝日時は翌平日)、年末年始等)
電話番号0857-24-1152

松江歴史館

松江の町に隠された秘密を、資料展示や映像、模型などで視覚、聴覚に訴える展示が特徴です。純和風な外観も現実を忘れさせ、訪れる人々をタイムスリップしたような気分にさせます。
この館では、鳥取藩池田家の刀工「信濃大掾忠国」の作品も展示されている。この刀は寄贈されたもので、軍刀拵えとなっています。石目塗りの鞘に、陸軍を表す桜の目貫が特徴です。また、文化財に指定されている刀剣を数多く作った堀川国広の作品も収蔵されています。
刀剣以外にも、400年の歴史をもつ松江城下町の人々の暮らしをテーマに、祈祷札や軍扇などを展示しており、地元の方はもちろん、遠方から歴史を学びに来館する方もいます。

施設名松江歴史館
住所〒690-0887 島根県松江市殿町279
公式サイト名松江歴史館ー松江城東隣・松江の歴史を紡ぐ場所 -|年間を通して様々な特別展や企画展を開催している歴史博物館です。
公式URLhttps://matsu-reki.jp/
営業時間9時00分~17時00分(休館日:月曜日(祝日時は翌平日)、年末年始等)
電話番号0852-32-1607

和鋼博物館(島根県安来市)

日本で唯一のたたらの博物館です。たたらとは、鉄を作りだすための独特な製法で、中国山地で盛んに行われています。この博物館では、国の需要有形民俗文化財に指定されている製鉄用具や、映像資料、模型が展示され、古代から近代まで幅広い製鉄の歴史を学ぶことが可能です。
たたら製鉄を極めた「村下」と呼ばれる人々によって、最高品質の鉄が作られ、これが日本刀の材料となりました。たたら製鉄の技術で出来た和鋼を使った刀剣「安則」がこの博物館には収蔵されています。また、刀剣がメインの企画展示も頻繁に開催されており、刀剣好きは挙って足を運んでいるのです。
直接鑑賞できる刀剣は少ないですが、刀剣の材料となる鉄について深く知ることができ、日本刀についてより研究できる施設となっています。

施設名和鋼博物館(わこうはくぶつかん)
住所〒692-0011 島根県安来市安来町1058
公式サイト名和鋼博物館 | 日本の伝統的製鉄法の「たたら」に関する総合博物館
公式URLhttp://www.wakou-museum.gr.jp/
営業時間9時00分~17時00分(休館日:水曜日(祝日時は翌日)、年末年始等)
電話番号0854-23-2500

九州国立博物館(福岡県太宰府市)

2005年に開館し、独立行政法人国立文化財機構が運営しています。2020年時点で国宝4点、重要文化財42点が収蔵されており、総数は1300点を超えています。
この博物館は文化交流がメインの展示となっており、江戸時代までの日本の歴史を、国際交流と織り交ぜながら紹介しています。映画館のように大画面で芸術と歴史を学べる「スーパーハイビジョンシアター」をはじめ、定期的に開催される特別展や、お子様連れに嬉しい体験型展示場など、様々な方法で展示が行われており、歴史好きにはもちろん親子でも楽しめる施設です。
刀剣は、国宝である「来国光」が所蔵されています。これは国光の代表作とも言われ、白い刀文に優雅な形が特徴。松平忠明が「大坂冬の陣・夏の陣」で使用した日本刀で、一度明治天皇の手にも渡っている名刀です。

施設名九州国立博物館(きゅうしゅうこくりつはくぶつかん)
住所〒818-0118 福岡県太宰府市石坂4丁目7−2
公式サイト名九州国立博物館 – トップページ
公式URLhttps://www.kyuhaku.jp/
営業時間9時30分~17時00分(休館日:月曜日(祝日時は翌平日)、年末年始)※特別展開催時の金・土:9時30分~20時00分
電話番号050-5542-8600

福岡市博物館

福岡の歴史と民俗を研究、展示する博物館として1990年に開館しました。二つの大陸に近接しているこの地は、異文化に最初に触れることも多かったそう。異国との交流によって作り上げた福岡の歴史や、人々の暮らしを解説しながら展示しています。
この博物館には、織田信長が愛用していたと言われる国宝「圧切長谷部」が収蔵されています。この刀は山城国で活動していた刀工「長谷部国重」によって作成され、織田信長の前で粗相をし、棚下に隠れた茶坊主を圧し切ったという逸話があります。
さらにもう一つ、「日光一文字」という国宝も収蔵されており、これは北条早雲が家宝にした名刀です。
2振もの国宝が収蔵されている博物館は貴重で、刀剣好きや歴史好きには見ごたえ抜群です。

施設名福岡市博物館(ふくおかしはくぶつかん)
住所〒814-0001 福岡県福岡市早良区百道浜3丁目1−1
公式サイト名福岡市博物館
公式URLhttps://museum.city.fukuoka.jp/
営業時間9時30分~17時30分(休館日:月曜日(祝日時は翌平日)、年末年始)
電話番号092-845-5011



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ゲームやアニメ、舞台から刀剣にはまった人必見! 名刀鑑賞から剣術体験、刀づくりの現場まで、刀剣にまつわることが詰まった1冊です。…




日本全国名刀ファイル 国宝から郷土の名刀まで (刀剣ファンブックス011)

日本各地の名刀を北から南まで地域別、時代順で紹介した一冊です。北海道・東北から九州まで7つの地域に分類し、それぞれの時代の各地の刀剣史や代表的な名刀を紹介。国宝や重要文化財だけでなく地域指定の文化財や郷土で大切に守られてきた名刀など約80点を掲載。地域ごとの刀剣の歴史変遷などがわかる内容で、刀剣だけでなく地域の金工や刀装具などの見ど…

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