パワースポット！？千葉にあるオススメの渓谷【５選】

四季折々の大自然を堪能したいとお考えの皆さん！千葉県にある「渓谷（けいこく）」をご存知でしょうか？
渓谷とは、谷・谷間もしくは山に挟まれた川のある場所・地形の事を差し、渓谷にそびえる滝はパワースポットとしても人気があります。今回は千葉県で楽しめる渓谷を5選にまとめてご紹介します！

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養老渓谷(夷隅郡)

千葉県の中央にある養老渓谷（ようろうけいこく）は、養老川の侵食によって形成された、数々の滝が混在する千葉県が誇る大人気観光地です。夏の水遊びや秋の紅葉など四季折々の大自然を堪能できることから、休みの日は親子連れの観光客で賑わいを見せます。
養老渓谷には6つもの滝が存在し、パワースポットとしても大人気の観光地となっています。そしてここではあの源頼朝が必勝祈願をした事から出世観音がいるとされている「立國寺」での参拝も外せません。人気のハイキングコースもあり、初心者の方でも簡単に楽しめるのも養老渓谷の魅力の１つです。
たっぷり大自然を堪能した最後は、日帰り温泉「ごりやくの湯」で日々の疲れをたっぷり癒すのもここならではの楽しみ方。景観が美しい露天風呂はどの季節に入っても心落ち着くこと間違いなしです。
ご利益たっぷりの「養老渓谷」で大自然を堪能してみてはいかがでしょうか。

粟又の滝(夷隅郡)

養老渓谷のメインであり一番の大滝でもある粟又の滝（あわまたのたき）。その滝の大きさはなんと落差30m、長さ100m！高いところから一気に下へ落ちて来るのではなく、水しぶきを上げながら岩肌のスロープを滑り落ちてくる迫力のある滝が魅力的です。その先を穏やかに流れる水面に映る青葉には思わず心がうっとり。約2Kmの自然遊歩道では、ゆったりと流れる浅瀬を横目にのんびりと散策を楽しめます。
そしてなんと言っても粟又の滝は房総半島屈指の紅葉スポットとしても大人気。毎年11月中旬〜12月上旬頃になると滝の周りのモミジが鮮やかに赤く色づき、燃えるような紅葉を観賞できます。心落ち着く「粟又の滝」で心身共にリラックスしてみるのはいかがでしょうか。

梅ヶ瀬渓谷(市原市)

養老渓谷の支流として知られる梅ヶ瀬渓谷（うめがせけいこく）。その名前の由来は幕末〜明治時代の漢学者「日高誠実」がここに梅林を作ろうとしたから、とされているそうです。
小さな小川に囲まれた高さ30〜50mの侵食崖が続くハイキングコースが人気であり、渓谷の底をたっぷり散策できます。人通りの少ない渓谷の中はどこか神秘的であり「深山幽谷」の地とも言われています。
梅ヶ瀬渓谷は秋の紅葉も大人気。渓谷沿いには「もみじ谷」と呼ばれる人気の紅葉スポットがあります。また、一番の見所である「日高誠実屋敷跡」には3本のモミジの大木が植えられており、秋になると落葉下もみじの絨毯を堪能できます。
大自然豊かでマイナスイオンたっぷりの「梅ヶ谷渓谷」で散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

金神の滝(夷隅郡)

養老渓谷の中でも気軽に足を運べるとされる金神の滝（こんじんのたき）はその名の通り金運アップの滝とされています。駐車場から15分程で辿り着けるため小さなお子様連れのご家族でも安心して訪れる事ができることも人気の一つです。養老川に架かる板で作られた「ぺたぺた橋」を渡り、昔の水路隧道の跡とされる「知恵の穴」を潜った先にある高低差35mのゆったりした滝と川のせせらぎが魅力的であり、その周りには「土の神」「水の神」「太陽の神」3つの神様のお地蔵様が祀られています。
どこよりも神秘的で落ち着いた雰囲気であることから、千葉の秘境とも呼ばれる「金神の滝」で非日常の体感を味わってみてはいかがでしょうか。

梨沢渓谷(富津市)

特別景観などは気にせずとにかく大自然そのものに身をおける渓谷といえばこの梨沢渓谷（なしざわけいこく）。房総の秘境とも呼ばれるこの渓谷では、まるで進撃の巨人や天空の城ラピュタを彷彿とさせる世界観の中、本格的な「沢歩き」が体験できます。ハイキングコースにはでこぼことした岩や石、倒木などがあり一歩間違えると落水の危険もあるため、必ず歩きやすい服装で訪れてください。ここを超えた先にある高低差約6mの「梨沢不動滝」では、自然の造形美を五感で楽しむ事ができ、たくさんの水生生物や野鳥を観賞することもできます。
整備が行き届いていない道もありやや難易度の高い渓谷となりますので、初心者の方は経験者と一緒に散策することをおすすめします。
秘境の地で本格的な沢歩きに挑戦し、普段味わうことのできない達成感を味わってみてはいかがでしょうか。