【13選】千葉で現代アートや絵画、彫刻作品を堪能！！今すぐ行きたい千葉でおすすめの美術館

千葉には、とてもすてきな美術館がたくさんあります。千葉県立美術館、ホキ美術館、市原湖畔美術館などそれぞれの美術館に特徴があり、どの美術館も、皆様におすすめできる現代アートや絵画、彫刻作品などが展示されています。千葉の美術館に訪れる機会がありましたら、是非、参考にいていただきたいです！

チバマガのおすすめ記事
アンデルセン公園にある奇妙なオブジェ。岡本太郎の平和都市宣言記念のシンボル
【最新】家族や初心者でも楽しめる！！千葉の釣り堀スポット【15選】
【千葉】工場見学できるおすすめスポット

1.千葉県立美術館

　千葉県立美術館は、近現代以降の千葉県に深く関わりのある美術家の作品及び、関係資料を中心に展示している美術館です。「みる・かたる・つくる」を基本方針として、昭和49年10月に開館しました。収蔵作品の点数は約2,800 点で、なかでも代表的なコレクションの一つに近代日本洋画の先駆者として活躍した浅井忠の作品などがあります。
こちらの美術館では、車椅子の無料貸出や、バリアフリートイレを備え、補助犬をともなう入館も受け入れています。
近くには展望台がある千葉ポートタワーもありますので、千葉県立美術館→千葉ポートタワーというルートもおすすめです！広い公園や、海岸があるので、デートコース、もしくは、家族でのレジャーにも最適です。

2.ホキ美術館 HOKI MUSEUM

　ホキ美術館は、日本初の写実絵画専門美術館です。こちらの美術館では、保木将夫が収集した約500点の写実絵画を楽しむことが出来ますよ。ホキ美術館収蔵作家一覧を見てもらえばわかりますが、野田弘志さんや諏訪敦さんなど、写実絵画界で超有名な画家さんの作品を多く収蔵しているので、必見の美術館です。超リアルに描かれた絵が好きな方だったら、一度は訪れたい美術館間違いないです！
また、ホキ美術館は、コレクションのために設計されたピクチャーレールのない展示室など、絵画鑑賞に最高の設備を備えた最新鋭の美術館です。　　
当日であれば何度でも再入場が可能なので、隣接する昭和の森を散策したり、館内のレストランで本格的なイタリアンを楽しんだりと、1日中のんびりと絵に向き合うことが出来るため、美術館巡りが初めての方にもオススメです。

3.千葉市美術館

　千葉市美術館は、1995年11月に開館した、近世から近代の日本絵画と版画、現代美術の展示をメインとする美術館です。房総出身もしくは房総に関わりの深い作家たちによる作品の展示にも力を入れています。こちらの美術館では、参加・体験型のアーティストプロジェクトも充実しており、子供から大人まで楽しみながら学べるワークショップが不定期で開催されています。
　館内にはカフェやレストランのほかに、ちょい呑み処も併設されており、作品鑑賞後にお酒を飲みながらアート談義が出来るのも魅力のひとつです。

4.DIC川村記念美術館

　DIC川村記念美術館は、20世紀美術を中心とした多彩なコレクションを展示している美術館です。17世紀のレンブラントによる肖像画をはじめ、モネやルノワールら印象派の絵画から、ピカソ、シャガールなどの西洋近代美術、そして20世紀後半のアメリカ美術まで、見応えのある作品を収蔵しています。
　こちらの美術館は、北総台地と呼ばれる緑豊かな自然の中に建てられており、春にはお弁当を食べながら芝生でのんびり過ごすのもオススメですよ。
敷地がとても広いので、美術館で絵画やオブジェを鑑賞した後は、散策をするのがおすすめです。庭園や林の中などを散策できるコースがあったり、小さな池にはアヒルがいっぱいいたり、季節によっては藤の花がとても綺麗に咲いたりして、四季折々の風景が楽しめるのも、この美術館の特色です。

5.鋸山美術館

　鋸山美術館は、鋸山の麓の町、金谷にある美術館です。こちらの美術館では、金谷ゆかりの資料を始めとする様々な美術品を収蔵しています。「石と芸術」をテーマにして町おこしに取り組む、千葉県富津市金谷の「芸術」のシンボルとして、2010年3月にオープンしました。
鋸山美術館裏にある別館の石蔵は、国登録有形文化財にも指定されており、鋸山の房州石の歴史展示を行っています。無料駐車場完備なので、遠方の方でも気軽に立ち寄ることが出来る美術館です。

6.佐倉市立美術館

　佐倉市立美術館では、佐倉・房総ゆかりの作家作品を収集し、これらの作品やその延長上にある日本の近代美術を紹介する展覧会を開催しています。1994年11月に開館した佐倉市立美術館では、現代美術・版画・夏休みの子ども向け企画など、美術のさまざまな様相を取り上げ、幅広い年齢層にむけて芸術を発信しているのも特徴のひとつです。
エントランスホールとなっている建物は、元々銀行として大正時代に建設されたものだそうで、こちらの美術館に立ち寄った際には、当時の姿に思いを馳せるのも素敵ですね。
エントランスホールの小さなスペースで古書を扱っている「古書くさかんむり」があります。個人的はここの扱っているジャンルの本が大好きなので、佐倉市立美術館を訪れた際は、ぜひ、立ち寄ってみてください！店主のかたも気さくな方なので、話しかけてみると色々教えてくださいます！

7.市原湖畔美術館(市原市)

　市原湖畔美術館は、市原市の市制施行50周年を記念して2013年に誕生した自然豊かな美術館です。美術・建築・デザインから音楽や民俗学まで、幅広いジャンルの多彩な展覧会を開催しています。ピクセル状のグラフィックをベースにしたサインを館内に展開しており、来館の際には、探して見るのも楽しいかも知れません。
　また、ワークショップやイベントなども充実していて、湖畔の環境を活かしたピクニックなどの催し物は、小さなお子様連れの方も存分に楽しめますよ。

8.茂木本家美術館(野田市)

　茂木本家美術館には、浮世絵や日本画など、約７００展が所蔵されています。キッコーマン株式会社設立の中心となった茂木本家、十二代茂木七左衛門氏が、個人的に集めたコレクションを、より多くの人に公開しようと思い立ち、こちらの美術館を開館にいたったそうです。葛飾北斎や歌川広重、喜多川歌麿などの浮世絵の数々を、企画展として年5回ほど、作品を変えて展示しています。
　館内にはカフェも併設されており、予約を入れておけば、蕎麦屋の若旦那が出張で茹でてくれる美味しいお蕎麦も頂くことができますよ。

9.塚本美術館(佐倉市)

　塚本美術館は、国内有数の収蔵数を誇る日本刀専門のユニークな美術館です。館内では、刀身400点、鞘250点の所蔵品の中から、3カ月おきにテーマに応じた企画展示を行っていますので、一年を通じて楽しむことが出来ますよ。
　昭和58年に開館したこちらの美術館は、塚本總業の創設者である塚本素山（そざん）の刀剣コレクションがもとになっています。最近は、オンラインゲームがきっかけで若い世代の方の来館も増えているそうです。

10.SGT美術館(勝浦市)

　SGT美術館は、主に江戸から近代までの絵画や陶磁器、漆器、皇室などの調度品を専門に収集・展示している美術館です。こちらの美術館は、千葉県、および勝浦市の文化の向上など、地域に貢献することを目的にオープンした個人美術館で、有名テレビ番組でも紹介された明治天皇内親王の婚礼調度品の箪笥や、アンティークのステンドグラスなど、ジャンルを問わず様々な作品を楽しめます。
　館内にはカフェも併設されていますので、美術鑑賞の合間に美しい芝生のテラスでホッと一息つくことも出来ますよ。

11.森の美術館(流山市)

　森の美術館は、地域の芸術文化活動に貢献する事を目的として、2016年8月にオープンした美術館です。風景や人物像の油絵を中心に20数点の展示があり、年に3〜4回ほど企画展、所蔵展を開催しています。比較的若い人の作品が多く、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと作品を鑑賞できることから、リピーターの多い穴場の美術館としても有名です。
　静かな森の中に佇むこちらの美術館は、目立った宣伝や案内の看板がないにも関わらず、口コミで来館する人が後を絶たないそうですよ。

12.九十九里アートミュージアム　望月定子美術館(山武郡)

　九十九里アートミュージアム　望月定子美術館では、望月定子の描いた迫力ある約150点の絵画が展示・即売されています。60歳を過ぎてから絵を学び、89歳で亡くなるまで現役であった望月定子の力強さと鮮やかな色彩で彩られた作品の数々は、まさに圧巻です。
　また、こちらの美術館では、絵画教室やイベント、コンサートなども不定期で開催されています。大人から子供まで、幅広い世代の人に勇気を与えてくれる美術館です。

13.菱川師宣記念館(安房郡)

　菱川師宣記念館は、「見返り美人図」の作者であり、浮世絵の祖である菱川師宣の作品を紹介する浮世絵美術館です。館内には菱川師宣が残した約200点の浮世絵をはじめ、歌川広重などの作品も展示しています。こちらの美術館では、菱川師宣の業績や浮世絵の歴史をメインに紹介していますが、肉筆画や判本などの貴重なものも多く、作品を通じて浮世絵の歴史や当時の江戸の文化に触れることが出来ますよ。
　記念館の前には『見返り美人図』を立体的に表現した、『見返り美人ブロンズ像』があり、浮世絵好きにはたまらないフォトスポットとなっています。
海岸沿い建っており、目の前には海が広がっておりますので、美術館で菱川師宣の作品を鑑賞した後は、海岸を散歩するのがおすすめです。