【11選】千葉のお城(城郭)スポット【2022年最新版】

チバマガのおすすめ記事
アンデルセン公園にある奇妙なオブジェ。岡本太郎の平和都市宣言記念のシンボル
【最新】家族や初心者でも楽しめる!!千葉の釣り堀スポット【15選】
【千葉】工場見学できるおすすめスポット




1.千葉城(亥鼻城)

千葉城(亥鼻城)
千葉城(正式名称:亥鼻城)は、平安時代に千葉常重が構えた中世のお城です。現在の千葉城は、千葉市立郷土博物館という名前の資料館になっており、ここでは様々な展示を通して千葉氏をはじめとした、地域文化の歴史を知ることが出来ます。周辺には歴史公園もあるので、天気のいい日にはのんびりと散歩をするのも楽しいですよ。
博物館の建つ亥鼻公園には、今も貴重な土塁や礎石などが残っており、周辺にはあの徳川家康が喉を潤したという泉「お茶の水の跡」なども現存しているため、歴史好きな人は要チェックです。お城の先端部分の構造がイノシシの鼻に似ていることと、亥の方角を向いていることから、亥鼻の名を持ったとも言われているちょっぴり面白いお城です。

入館料無料
住所〒260-0856 千葉県千葉市中央区亥鼻1丁目5−6
電話番号043-245-5962
サイト猪鼻城跡(含七天王塚)(市指定文化財)

2.館山城

館山城
館山城は、1580年(天正8年)に房総の戦国大名である里見義頼によって築城されました。現在、館山城跡には自然豊かな公園が広がり、市民の憩いの場になっています。公園内の丘陵の頂上には、歴史と民族の博物館「館山市立博物館」があるのですが、館山市立博物館は別名「八犬伝博物館」とも呼ばれており、里見氏を題材にした「南総里見八犬伝」に関する読本や絵草子、錦絵などが展示されており、見ごたえ抜群です。
また、こちらの城跡内には、博物館のほかに日本庭園などもあり、花の公園としても地域の人々から親しまれています。梅や椿、桜、ツツジなど季節ごとに美しい花々が咲き誇ることでも有名です。

入館料小学生・中学生・高校生:200円(150円)、一般:400円(300円)
※八犬伝博物館(館山城)の入館料で本館も観覧できます。※特別展開催中は観覧料が変わります。
住所〒294-0036 千葉県館山市館山338−4
電話番号0470-23-5212
営業時間0:00〜00:00(サイト・お電話でお確かめください)
サイト館山城・城山公園トップページ

3.大多喜城

大多喜城
大多喜城の歴史は、1521年(大永元年)に真里谷信清が「小田喜城」として築いたのがはじまりとされています。大多喜城は徳川家康によって大多喜の地を支配した、本多忠勝が築城したものとされてきましたが、現在では小田喜城を元にして後の大多喜城が築かれたものと考えられるようになったそうです。
こちらの大多喜城の本丸跡には、城郭様式で建設した県立中央博物館大多喜城分館があります。ここでは「房総の城と城下町」をテーマに刀や鎧、衣装等を展示しており、中でも「本多忠勝の甲冑」は一見の価値ありです。秋には毎年、県内外の多彩な資料を集めた特別展も開催しています。

入館料一般:200円、高校生・大学生:100円、小学生、中学生、65歳以上、障害者手帳保持者は無料です。
≪特別展開催時≫一般:300円、高校生・大学生:150円
住所〒298-0216 千葉県夷隅郡大多喜町大多喜481
電話番号0470-82-3007
営業時間9:00〜16:30(サイト・お電話でお確かめください)
サイト大多喜城(県立中央博物館大多喜城分館)

4.佐倉城跡

佐倉城跡
佐倉城は、1610年に土井利勝によって築城されたお城です。現在、佐倉城跡は佐倉城址公園として整備されており、市民の憩いの場として多くの人に愛されています。城郭は明治時代に取り壊されましたが、現在もお堀などは残されており、ロマンあふれる当時の面影が残っていますよ。廃城以後の佐倉城跡には、国立佐倉療養所などもあったそうですが、1983年に国立歴史民俗博物館が開館したのをきっかけに、敷地外の城域も佐倉市によって整備されました。
園内には、桜を始めとした複数種類の草木が植えられており、樹齢約400年の千葉県指定天然記念物であるツバキ科の常緑高木「夫婦モッコク」は、なんと当時の佐倉城の庭樹の一つであったと言われています。

入館料無料
住所〒285-0017 千葉県佐倉市城内町 官有無番地
電話番号043-484-0679
サイト佐倉城址公園について 




5.久留里城跡

久留里城跡
久留里城は、室町時代に武田信長によって築かれたお城です。久留里城は別名雨城と呼ばれており、築城の時期に不思議と雨が降り続いたということが由来だそうです。明治5年に廃城となった久留里城は、建物こそ解体されてしまいましたが、昭和53年には本丸跡地に天守閣が再建され、さらにその翌年には二の丸跡地に久留里城址資料館が建設されました。こちらの資料館では、久留里城で使われていた瓦、刀、鎧、鉄砲、周辺の文化資料などが展示されており、久留里城の歴史を思う存分楽しむことが出来ますよ。
久留里城は君津市の「次世代に伝えたい20世紀遺産」に指定されており、また「千葉眺望百景」にも登録されています。静岡県の浜松城天守閣をモデルに造られた15mの模擬天守は展望台にもなっていて、久留里の町並みを眺めることが出来ますよ。

入館料無料
住所〒292-0422 千葉県君津市久留里 字内山
電話番号0439-27-3478
営業時間9:00〜16:30(サイト・お電話でお確かめください)
サイト久留里城

6.本佐倉城跡

本佐倉城は、千葉氏が1469年〜1486年に築城しました。ここは1590年(天正十八年)に豊臣秀吉に滅ぼされるまで、千葉氏が本拠地としていたお城です。現在、跡地には国史跡本佐倉城跡案内所があり、主に城跡を見学する方々への導入施設となっています。こちらの案内所では、本佐倉城跡と千葉氏の歴史を解説した展示パネルや、出土遺物による展示物を見ることが出来ます。案内所はとても綺麗で、観光のガイドさんもいらっしゃるので、時間に余裕のある方は詳しい解説を聞きながら周ると、より深く本佐倉城跡の歴史に触れることが出来るかも知れません。
 また、土塁や空堀などの遺構がほぼ完全な状態で残っているのも、本佐倉城跡の魅力の一つで、国の史跡に指定されています。

入館料無料
住所〒285-0926 千葉県印旛郡酒々井町本佐倉781
サイト酒々井町の街道と道しるべ:本佐倉城跡

7.国府台城跡

国府台城は太田資忠によって築かれたお城です。ここは北条氏と里見氏らによって2度にわたって行われた国府台合戦の舞台にもなった場所としても有名ですね。徳川家康によって廃城にされた後、現在の城跡は「里見公園」として整備されました。戦争が激化した際には、一時期旧陸軍管理となり太平洋戦争中は、公園の樹林の中にいくつもの防空壕が掘られたそうで、まさに日本の歴史とともに姿を変えて来た場所です。
里見公園は、桜の名所としても有名で、春には多くの人でにぎわっています。公園内には国府台合戦の伝説を伝える夜泣き石や北原白秋の旧居紫烟草舎等が残っていますので、ぜひ探してみてください。堀切や空堀、土塁跡はよく残っており、櫓台の跡も確認できるので、雰囲気抜群の城跡です。

入館料無料
住所〒272-0827 千葉県市川市国府台3丁目9
営業時間0:00〜00:00(サイト・お電話でお確かめください)
サイト里見公園




8.臼井城跡


京成臼井駅の北西に位置する臼井城は、1114年(永久2年)に千葉氏の一族臼井常康が築城したと言われています。戦国時代には原氏の本拠地として勢力を持っていましたが、残念ながら1590年(天正18年)年に豊臣秀吉の小田原攻めの時に落城してしまいました。
現在の臼井城跡は臼井城址公園として整備されており、城郭の位置から印旛沼を一望することが出来ます。印旛沼をゆっくりと眺めながら、佐倉の自然と歴史にふれあうことが出来るので、ちょっとした息抜きにもオススメの公園です。また、臼井城址公園は桜と梅の名所としても地域の人々に愛されており、お花見の季節は穴場スポットだとも言われています。非常に自然豊かな公園なので、メジロやヒヨドリなどの野鳥も、身近に感じることが出来ますよ。

入館料無料
住所〒285-0861 千葉県佐倉市臼井田900

9.関宿城跡


関宿城は、室町時代に簗田満助または簗田成助によって築かれたお城です。関宿城は利根川と江戸川の分岐点にあった城で、戦国時代からとても重要なお城でした。残念ながら、明治維新後に廃城となったため、現在、建物は残っていません。こちらの本丸跡には、石碑と案内板のみが存在しています。近くに模擬天守の形をした千葉県立関宿城博物館があり、そこでは全体図を見ることが出来るので、今はなき関宿城の歴史に思いを馳せるのも楽しいかも知れませんね。
関宿城跡は千葉県の人口が500万人を突破したことを記念して、ふるさと再発見の考えのもと選ばれた「房総の魅力500選」にも選出されています。

入館料一般:200円、高校生・大学生:100円
≪企画展開催中≫一般:300円、高校生・大学生:150円
住所〒270-0206 千葉県野田市関宿町1475
電話番号04-7123-1085
サイト関宿城跡

10.土気城跡

土気城は724年-729年に、大野東人によって築かれたと言われています。1590年(天正18年)に、豊臣秀吉による小田原征伐で廃城になりました。現在の本丸跡はJALの研修センターの庭園になっており、二の丸跡には老人ホームが建てられています。
土気城跡地付近には、本丸と二の丸につながっている昼間でも真っ暗な「クラン坂」があります。クラン坂とは城を守るための裏門のような場所であり、「暗闇坂」という言葉が訛って「クラン坂」と呼ばれているそうです。土気城の空堀として、防御時には戦略的に活用したり、通路としても使われていたようです。北条勢を撃退し、戦の場となったクラン坂は、本丸からの脱出経路でもあり、今もなお昼間から真っ暗闇なのは変わりませんが、勇気のある方は散策することが可能です。

住所〒267-0061 千葉県千葉市緑区土気町489

11.坂田城跡

坂田城は、室町時代に千葉氏によって築城されたと伝えられています。当時は県内でも屈指の大規模な中世城郭でした。1590年(天正18年)の小田原征伐の際に廃城となりましたが、城を守る土塁や空堀が400年以上もの間、壊されることなく当時の姿を残しているので、貴重な城跡としても有名です。
現在の坂田城跡にある梅林は、県下最大級の梅林とも言われており、凛とした純白の花を咲かせる1,000本もの美しい梅が植えられています。梅が花を咲かせる頃には「坂田城跡梅まつり」、梅が実をつける頃には「梅のもぎ取り体験」が開催され、毎年多くの人でにぎわいます。梅干し・果実酒の販売や、ハイキングなどの催し物は、土日を中心に行われており、休日限定のシャトルバスも運行していますので、週末のお出かけにもオススメです。

入館料無料
住所〒289-1754 千葉県山武郡横芝光町坂田
電話番号0479-84-1215
Wikipedia坂田城 Wikipedia
フォローして最新情報をチェックしよう!