ハイキングから温泉、養老八景を楽しめる。紅葉シーズンにおすすめのスポット「養老渓谷」

養老渓谷(ようろうけいこく)は、千葉県夷隅郡大多喜町粟又から市原市朝生原を流れる養老川によって形成された渓谷。中心地は大多喜町と市原市の境界付近。周囲は千葉県立養老渓谷奥清澄自然公園に指定されている。2007年には、養老渓谷・黒滝不整合として日本の地質百選に選定されている。パワースポットが多数あり、県内外から多くの観光客が訪れます。黒湯で有名な養老渓谷温泉もあります。

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養老渓谷の楽しみ方

養老渓谷でハイキング

滝めぐりコース

5つの滝(粟又の滝、千代の滝、万代の滝、昇龍の滝、子宝のもみじ)を巡る人気のコースです。マイナスイオンを浴びながら癒されたい方に。観光の時間を含め約2時間の初心者におすすめのコースです。

大福山コース

展望台を目指すハイキングコースで所要時間は3~4時間の本格ルート。春夏は豊かな新緑、秋は色鮮やかな紅葉、冬は氷柱が楽しめます。長距離のため、しっかりとした運動靴を着用しましょう。

養老渓谷を中心とした養老川周辺の8つの景勝地

養老八景に紹介

・養老渓谷と言えばココ!「粟又の滝」

粟又の滝
葉県下屈指の紅葉スポットで見頃は11月下旬から12月上旬。紅葉の名所を堪能できます。エデやウルシ、コナラ、ウルシ科のヤマハゼ、イロハモミジなどの落葉広葉樹が多くあります。落差30m、長さ100mに渡り水しぶきをあげて流れ落ちる様子は美しい。粟又の滝から水月寺下流までは、養老川沿いに約2kmの遊歩道が整備されています。鳥のせせらぎやカエルや魚など自然あふれる空間で気持ちよく散歩できます。

・素晴らしい映えスポット「弘文洞跡」

弘文洞跡
今からおよそ140年前、耕地を開拓するため、養老川の支流、蕪来川を川まわしして造った隧道。
弘文帝と十市姫にゆかりの深い高塚や筒森神社の傍を流れ本流にそそぐ合流点にあることから「弘文洞」と命名されました。川の水はきれいで水面に反射する新緑は美しく、太陽の光が差して神秘的な場所です。

・神秘的な「金神の滝」

川廻しのトンネル奥で発見された落差35mの新名所で神秘的な様子に魅了されます。滝を中心とした約30分の癒しの散策路、里山遊歩道も出来ています。落差35mのこの滝には「水の神」が祀られています。滝の前には赤い鳥居があります。その横を進んでいくと「知恵の穴」があり、穴をくぐると知恵がつくといわれています。

ミツバツツジで有名「水月寺」

本尊は如意輪観世音菩薩坐像。春にはたくさんのイワツツジ(ミツバツツジ)や、サツキの花で彩られるお寺です。
水月寺のイワツツジは、住職が種から育てたもので、多くの人が首都圏をはじめ近隣から見学や参拝に訪れます。
見ごろは3月下旬から4月下旬です。春には綺麗な花を観賞しながら散策をしたいです。

懸崖境(けんがいきょう)

懸崖境(けんがいきょう)
館「福水」周辺の渓谷は右岸(海に向かって右の岸)が切り立ち、左岸は平坦になっています。橋の上から眺めることができます。地層がよく見える白い崖に紅葉が素晴らしいです。紅葉の最盛期はライトアップもされるのが見どころです。

開運スポット「立國寺(出世観音)」

立國寺
源頼朝公が再起をかけ祈願した「出世観音」として知られ、「開運招福の観音様」、「祈祷の名刹」として安産商売繁盛、合格祈願や病気平癒など古くから多くの方々に親しまれています。変化に富んだ渓谷美と、四季が織り成す色とりどりの自然が楽しめます。

真っ赤な風情ある橋「観音橋」

観音橋
養老渓谷中瀬遊歩道の出入で養老川に掛かるアーチ状の赤い橋。インパクトありで渡る際は結構急なので気を付けてください。遠くから見ても、紅葉と相まって美しいです。

穴場スポット「筒森もみじ谷」

穴場スポット「筒森もみじ谷」
国道465号筒森地先から細い道路を1km程入ると、道路の両脇には数多くのもみじがあります。
11月中旬頃から12月上旬頃まで、深紅に染まったもみじが見られ、その美しさから「もみじ谷」と呼ばれるようになったと言われている場所です。紅葉シーズンにはぜひ訪れたい場所です。国道からの道路は道幅も狭く、普通車のすれ違いも出来ない場所が多いのでご注意が必要です。

もみじの名所と紅葉の絨毯「梅ヶ瀬渓谷」

梅ヶ瀬渓谷
養老川支流の渓谷を指し、川幅4~4.5mの渓谷の両岸には高さ30~50mの浸食崖が続いています。四季折々美しく変化し美しいもみじはもちろん、落ち葉の時期には見事な紅葉の絨毯が見られます。足元にも注目です。

その他観光スポットをご紹介!

「養老渓谷温泉 黒湯の宿 喜代元」

黒湯で有名な老舗旅館で観音橋のすぐ側にあります。宿泊から立ち寄り湯まで。お部屋の窓からの眺めも素晴らしく、お食事も豪華。夕食は渓谷の四季の味覚を堪能できます。黒湯で旅の疲れを癒しましょう。運動機能障害、きりきず、やけど、打撲骨折、神経痛、リウマチ、美肌などの効果が期待されます。夕方からは貸し切り温泉になります。

滝見苑けんこう村 ごりやくの湯

露天風呂からお食事を楽しめます。房総一の大滝「粟叉の滝」の上にある一軒宿のホテル滝見苑の温泉施設で、源泉温度は16℃、泉質は炭酸水素温泉です。効能は、きりきず、やけど、慢性皮膚病、アトピー性皮膚炎などに効くといわれています。素敵な眺めを楽しめる桜や紅葉の季節がおすすめです。

養老渓谷釣堀センター

気軽に釣りを楽しめる「養老渓谷釣堀センター」紅葉の名所です。食事、バーベキュー、釣りなどができます。
四季を通じて地元の食材を生かした豊富なメニューを味わえるのはもちろん、釣った魚はその場で塩焼きや、バーベキューに出来ます。紅葉も堪能でき、大人から子どもまで楽しめるスポットです。

観光案内やトイレ休憩に。

「山の駅 養老渓谷 喜楽里」

養老渓谷地域の中間に位置する観光拠点です。2020年8月1日に、山の駅 養老渓谷 喜楽里としてリニューアルオープンしたそうです。大型駐車場完備していてハンバーガー・そば・アユの塩焼きなどのお食事を提供している他、お菓子・お酒・キーホルダーなどのお土産品販売も行っている場所です。養老渓谷、大多喜町、房総エリアのお土産品や、地元で採れた季節の野菜などを取り揃えています。喜楽里敷地内には車泊専用スペースもございます。

イベント、四季折々に合わせて楽しめる養老渓谷

春の見どころは新緑、桜です。さらに清流のせせらぎや小鳥のさえずりを聞きながら、ハイキングや遊歩道を散策できます。桜の季節には公園の入口から養老の滝付近まで桜並木が続く散策路があり、開花の季節には辺り一面がピンク色に染まり癒されます。河原ではお弁当を広げてお花見が楽しめるのが嬉しいです。
夏はキャンプやバーベキュー。
養老渓谷温泉街から手トンネルを抜けた奥にあるキャンプ場奥養老ヴィレッジはキャンプに欠かせない設備が充実したバンガローでお好みの食材を持ち込んで、あとはレンタルできるのが魅力的。 中央広場では、キャンプファイヤーも楽しめますよ。カブトムシ採り、川遊び、森林浴など、子どもの夏の思い出作りにはもってこいです。綺麗なトイレの設備もあり、気持ちよく過ごせます。
秋は紅葉を存分に堪能しましょう。養老渓谷の観光名所、撮影スポットは数多くあります。青空とのコラボレーションも良いですが夜は期間限定で11月下旬から12月上旬に紅葉がライトアップされるイベントがあります。混雑も予想されるのでご注意下さい。

養老渓谷まとめ

ハイキングが好きな方、滝や紅葉などの自然物が好きな方におすすめです。いくつもの絶景スポットには心も体も癒されます。フォトジェニックな空間も多く、カメラに収めたい瞬間は何度もあるとおもいます。季節は秋がおすすめです。温泉やキャンプなどの一人旅からお子さま連れ、カップルまで楽しめますよ。

名称〒298-0200 千葉県夷隅郡大多喜町
住所〒298-0200 千葉県夷隅郡大多喜町
電話番号0470-82-2176
公式サイト養老渓谷 – 大多喜町公式ホームページ



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