手賀沼ファームまでの道のり
高速柏インターから車を走らせること20分弱。我が家の目的地は千葉県我孫子市にある「手賀沼ファーム」。県道295号線から国道6号線に入り、台田交差点を右折します。
しばらく直進して、常磐線下のトンネルを抜けると右手に「手賀沼ファーム」の看板が見えてきます。電車だと北柏駅から徒歩10分ほどの距離にあるそうです。
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「手賀沼ファーム」はNPO法人「手賀沼トラスト」さんが運営している体験型の観光農園です！駐車スペースは広めで１０台ほど駐車ができるかと思います。
車から降りると、可愛いカカシさんがお出迎えしてくれました。
こちらのハウスの中にいる係のおばちゃんに、掘りたい分のさつま芋の株数分の代金（なんとさつまいもは1株200円！現金のみです。）を支払い、レッツゴー芋掘り！！
子ども３人分で６株分のさつまいも
今回、我が家は子ども３人分で６株分をお願いしました。
毎年我が家はこちらに伺うのですが、楽しすぎて一人さつま芋一株だとあっという間に終わってしまい物足りないようで、一人二株掘る感じになっています。
それでも掘り足りないくらいな様子です。
ちなみに、さつま芋６株だと、大きめのスーパーの袋にいっぱいか、それ以上のさつま芋が収穫できます。
だいたい一株に大きいお芋が２〜４個、それにプラス小さいのがいくつかついている印象です。掘りすぎた分のさつま芋は秋の味覚のお裾分けにも喜ばれるので、いつも多めに掘って、存分に楽しんでいます。
支払いを済ませたらハウスを出てすぐ後ろにあるお芋畑へとテクテクと歩きます。1分もかからない距離です。
さつまいも掘りスタート！
さつま芋畑は、ファームの方があらかじめお芋の茎やツルなどを、取り除いてくれていますので子どもでも簡単に芋掘りを楽しめます。
掘る部分には、籾殻を撒いて掘る場所の目印をつけてくれます。
持参した軍手をはめて（軍手を忘れたときは貸出用もあるそうです。コロナ禍なのでない可能性もあります。）
お芋掘りスタートです。畑にシャベル・スコップが置いてあるのでそれをお借りして土をザクザク掘ります。
お芋が見えてきたらお芋が傷つかないように手やスコップなどで優しく掘り進めます。
お芋が見えてきても半分見えたぐらいでは、引っ張っても意外となかなか抜けないのです。
ある程度さつま芋の全貌が見えるくらい掘ってからだと引っこ抜くことが出来ます。
この引っこ抜ける瞬間、我が家の子どもは大喜びです。「抜けたー！」って盛り上がります。
慣れていなくて掘り方がイマイチわからなくても大丈夫です！担当のおじさまが親切丁寧に教えて下さいます。
さつまいも掘り終了
お芋を掘り終えたら持参したビニール袋にお芋を詰めて持ち帰ります。お芋は重いし破れると困るのでビニール袋は２重にすると安心です。
今回我が家は豊作でたくさんの美味しいお芋を持ち帰りました。今年のお芋の出来も良いみたいで、実際に食べましたが蒸しただけでも本当に美味しかったです。
ちなみにお芋は掘ってすぐ食べると水分が多く味気ないそうです。最低でも１週間、理想は２〜３ヶ月熟成させた方が美味しくなるそうですよ。
その場合のお芋の保存についてですが、軽く土を落としてから乾かすことが重要です。そうしないとカビてしまうことがあります。
我が家ではしっかり乾かしてから段ボールにタオル・新聞紙をひいてからお芋を置き、更にその上に新聞紙をかけて保存しています。
傷ついてしまったさつま芋は傷みやすいので、早めに食べることをお勧めします。
さつま芋は寒さに弱いので冷蔵庫には入れなくてOKです。もっと丁寧に保存するのであれば、ひとつひとつ新聞紙で包んであげると良いそうです。
毎年秋になるとお芋掘りへ行くのが我が家の恒例行事。色んな所へお芋を掘りに行ったけど、こちらの「手賀沼ファーム」は本当に当たり農園です！
収穫できるさつま芋は、行く時期やタイミングにもよるのですが、紅あずま、紅はるか、シルクスイートなど美味しい品種が盛りだくさん。
1株200円でお芋掘りができちゃうお手頃な価格も魅力的です。
そして何よりも声を大にして言いたいのが、こちらはお芋が美味しい！！
いくらお芋掘りが楽しくても、肝心のさつま芋の味がイマイチだとガッカリですが、ここのさつま芋は毎年本当に美味しいんです。
そして人も魅力的。お世話をしてくれる方、スタッフの皆さんがとても優しいのです。
急かされることも無いので、子どもたちは時間を気にすることも無く楽しく存分にさつま芋を掘り、虫と戯れ、土遊びを堪能出来ます。
品種はシルクスイート
今回は１０月下旬に伺い品種はシルクスイートでした。なめらかな食感と濃厚ながら上品な甘さが特徴の人気の品種です。
量や大きさに関しては本当に運次第なので、ハズレの株の場合もありますがそれは仕方のないことです。でも小さくてもとても美味しいお芋なのは間違い無いです！
さつまいも掘りが体験できる時期は９月下旬から１１月上旬とのことですが、無論お芋がなくなったらシーズンは終了だそうです。
シーズン期間中は基本的には無休、お天気次第で平日でも土日でもお芋掘りが楽しめるそうです。
予約は特に必要ないようですが営業時間が9時から15時までなので注意が必要です。
持ち物・服装について
・人数分の軍手
素手でさつまいも掘りするのは少々大変なので、人数分の軍手を用意しましょう。子ども用の軍手もホームセンターやイオンなどのショッピングモールで販売されています。
・厚手もしくは二重にしたビニール袋（持ち帰り用）
一重だと破れてしまう可能性がかなりあるので、ビニール袋は複数枚持っていった方が無難です。破けてもいいように二重にすると完璧です！
・汚れてもいい服装、スニーカーや長靴
当たり前ですが、さつまいも掘りをすると汚れます。汚れていい服装、または動きやす服装で行きましょう！
雨上がりの時は・・・
雨上がりの時は汚れやすいので注意が必要です。
お芋を掘る時しゃがむのでスカートだと裾が汚れる可能性が高いです。（我が子は汚していました。）この日は晴れていたので運動靴でも大丈夫でしたが、雨上がりの際などは長靴の方が賢明です。
ちなに、スコップやシャベルなどのアイテムは無料で貸していただけます。本当に良心的です。
またこちらの「手賀沼ファーム」１０月中には里芋掘りや、落花生掘り体験も一株300円ほどで体験できるそうなので、是非次回はそちらにもチャレンジしたいです。
お支払いをするハウスの横に無人販売があるのですが、私はそちらでお米をお土産に買って帰りました。千葉県産のコシヒカリです。
時期的にも新米の季節で、そちらもとっても美味しかったですよ！他にも古代米や、お野菜なども置いていました。
私たちが訪れた10月下旬はトンボが飛び回り、バッタやイナゴが跳ね回り、大きなカマキリがいる季節です。この日はお天気にも恵まれて、青空の下、秋の風の中とても気持ちがよかったです。
虫好きな我が家の小学生男子たちは、カマキリを捕まえ、トンボを追いかけて、幼稚園児の末娘はお花を見つけて喜んでいました。
みんな土と自然と生き物と触れ合えて、本当に楽しそうでした。
１株200円でシルクスイート４つと考えたら、スーパーで買うよりものすごくリーズナブルですし、掘って楽しい、食べて美味しい！いいこと尽くめです。
ご家族や、お友達、カップルで…ぜひ多くの方に体験してもらえたらと思います！
| 予約 | 要電話 |
| 住所 | 〒270-1168 千葉県我孫子市根戸1349 |
| 電話番号 | 090-8561-7483 |
| 営業時間 | 9：00〜15：00（お電話でお確かめください） |
※本記事の写真は、掲載・撮影許可をいただいております。
