甲子園口駅の南口から歩いて約6分、商店街から少し外れた場所にある町中華の名店『甲子園飯店』。私が訪れたのは土曜日の18時頃でしたが、駅から少し距離があるにもかかわらず、店内は多くのお客さんで賑わっていました。個人的なおすすめは、広めのカウンター席。目の前で繰り広げられる調理風景は、どんな映像よりも迫力満点です。鍋を振る音、立ち上る湯気、夏場は少し熱気を感じますが、それすらも最高のスパイスに。これからどんな料理に出会えるのか、期待に胸が膨らみます。
料理はどれも王道ながら丁寧に仕上げられており、町中華ならではのボリュームと家庭的な温かさが魅力。常連さんはもちろん、家族連れや仕事帰りの人まで幅広い層に愛されている理由が一口ごとに伝わってきます。中華料理というと豪快なイメージがありますが、『甲子園飯店』は素材の旨味を活かしつつも食べ飽きない味わい。気取らず通いたくなる、まさに地域に根付いた名店といえるでしょう。
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たくさんの定食に釘付け

店内には単品メニューも豊富に揃っていますが、今回はお得な定食をいただくことに。カウンターに置いてあるメニューはどれも美味しそうで、選ぶのに一苦労。散々迷った結果、今回は「焼唐セット(焼飯・唐揚・スープ)」1,050円に決定しました。厨房から聞こえてくるリズミカルに鍋を振る豪快な音や、食欲をそそる香りをBGMに、料理の到着を心待ちにします。
待ってましたの定食


そして、待望の「焼唐セット」が到着しました。どうですか、この完璧なビジュアル!見た瞬間に「これは当たりだ」と確信するほどの素晴らしい眺めです。まずは焼飯から。具材は青ネギと卵、そして写真では少し分かりづらいですが、細かく刻まれたベーコンかハムが入っているようです。口に運ぶと、程よいパラパラ感と優しい味わいが広がります。味が濃すぎることも薄すぎることもない、まさに「シンプル is ベスト」を体現した一品。そして、この焼飯のお供にいただくスープが、また格別。こちらは打って変わって少し濃い目の味付けで、焼飯と交互に味わうと、そのコントラストがたまりません。続いてメインの唐揚げにかじりつくと、サクッとした衣の中から驚くほど柔らかい鶏肉が。油っこさがなく、皮の食感も絶妙で、いつまでも口の中で楽しんでいたくなります。添えられた魔法の粉を少しつけると、さらに旨味が増します。合間につまむサラダも、最高の箸休め。すべてが計算され尽くした、無駄一つない定食です。
甲子園口駅の気軽にいける町中華

甲子園飯店は、甲子園口駅から少し歩き、商店街からも一本外れた通りにあるため、初めての人は少し見つけにくいかもしれません。しかし、それこそが隠れた名店の証。一度訪れれば、その魅力の虜になること間違いなしです。私が訪れた際も、厨房では3人の料理人が手際よく鍋を振り、ホールでは4人のスタッフが活気よく立ち働いていました。背中に龍が描かれた甲子園飯店と書いてある黒いTシャツを着ているのが印象的で、ひっきりなしに出前の注文も入っている様子。地域の人々に深く愛されているのが伝わってきます。今回ご紹介したことをきっかけに、ぜひこの素晴らしい町中華に足を運んでみてください。美味しい料理はもちろんのこと、そのエネルギッシュで心地よい店の雰囲気も存分に楽しんでほしいです。私も必ずまた訪れたいと思います。
| 店舗名 | 甲子園飯店 |
| 住所 | 〒663-8113 兵庫県西宮市甲子園口3丁目14−21 |
| 電話番号 | 0798-64-0011 |
| 公式サイト | 甲子園飯店 (コウシエンハンテン)のご予約 – 甲子園口/中華料理 |


