【甲子園口que sera sa(ケ セラ セラ)】逸品料理に舌鼓！手書きメニューが温かい隠れ家居酒屋が最高すぎた！

甲子園口駅から徒歩3分という好立地にある、おしゃれな居酒屋「que sera sa（ケセラセラ）」。以前一度訪れたものの、魅力的な料理の数々を写真に収めるのを忘れ、再訪を誓ったお店です。今回はそのリベンジを果たすべく、お店の魅力を余すところなくお届けします！スペイン語で「なるようになる」を意味する店名の通り、肩の力を抜いて楽しめる素敵なお店。一体どんな美味しい出会いが待っているのか、期待に胸が膨らみます。
店内は木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気で、カウンター席からテーブル席まで揃い、一人飲みから仲間との集まりまで幅広く利用できます。料理は見た目も華やかで、季節の食材を使った一品料理や創作メニューが充実。どれも思わず写真を撮りたくなる美しさと、期待を裏切らない美味しさです。ドリンクもワインやカクテル、日本酒まで幅広く揃い、料理とのペアリングを楽しめるのも嬉しいポイント。気軽に立ち寄れるのに特別感も味わえる、まさに隠れ家的存在のお店です。

バリエーション豊かな手書きメニュー

カウンターに置かれた手書きのメニュー表が、なんとも温かい雰囲気を醸し出しています。18年間お店を切り盛りする店長さんにご飯系のおすすめを伺うと、「天むす1本巻き」との答え。さらにカウンター上の黒板にあった「マグロカマ湯煮ポンズ」もおすすめとのことなので、迷わず注文しました。メニューに「人見知りのため無口となっております」と書かれているのがユニークで、店長さんのチャーミングな人柄が伝わってきます。

まずはおすすめ！絶品「天むす」と「マグロカマ」

ほどなくして、おすすめの二品が運ばれてきました。まずは「天むす1本巻き」。きれいに巻かれたフォルムが食欲をそそります。一口頬張ると、衣はサクサクとした軽快な食感。中には梅肉と大葉、そしてピリッと鼻に抜けるわさびが隠れており、爽やかな風味が口いっぱいに広がります。この絶妙なアクセントがたまりません。添えられている壬生菜（ミブナ）の漬物も、さっぱりとしていて良い箸休めになります。

続いて「マグロカマ湯煮ポンズ」。写真からも伝わるでしょうか、この圧倒的なボリューム感。箸を入れると、驚くほど身がホロホロと柔らかく、口の中でとろけます。さっぱりとしたポン酢と、薬味のネギ、そしてピリリと効いた七味が三位一体となり、淡白ながらも旨味の濃いマグロの味を最大限に引き立てています。ポン酢が染みたネギまで美味しく、お酒が進むこと間違いなしの一品です。

〆はまさかの本格ピザ！秘密兵器「サラマンダー」

美味しい料理に満足しつつ、〆の一品をメニューから探します。「ピザ」というシンプルな表記に惹かれて注文すると、運ばれてきたのは熱々の「トマトとベーコンのピザ」でした。驚いたのはその調理法。店長さんは「サラマンダー」という専用の調理器具を使って仕上げていました。後で調べて分かったのですが、これは上火だけで高温で一気に焼き上げる機器だそうです。そのおかげで、表面のチーズは香ばしくグツグツと焼け、生地はクリスピーでありながらもっちりとした食感を両立。トマトの酸味とベーコンの塩気が絶妙な、〆にふさわしい本格的なピザでした。

阪神甲子園球場からもほど近い甲子園口駅。タイガースの応援で熱くなり、お腹を空かせた帰り道に、こんな素敵なお店が待っています。勝っても負けても、美味しい料理とお酒で締めくくれば、きっと「que sera sa（なるようになるさ）」と晴れやかな気持ちになれるはず。心もお腹も満たされる、とっておきの隠れ家です。