東京ディズニーリゾートに5番目のディズニーホテルとして営業を開始したのがトイストーリーホテルです。Pixcer(ピクサー)の映画でおなじみの『トイ・ストーリー』キャラクターたちがゲストを盛大に迎えてくれる可愛らしいホテルは今や予約が取れないほどの人気ぶりです。今回はトイ・ストーリーホテルの魅力に迫ります!
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トイストーリーホテルの客室について
スタンダードルームとスーペリアルームからなる全595室は、映画『トイ・ストーリー』シリーズ第1作に登場するアンディの部屋をイメージしています。あの青い空と白い雲の印象的な壁紙に囲まれて過ごすことができるので、トイ・ストーリーファンとしては興奮してしまいます。
また、この壁紙はホテルのショップである「ギフトプラネット」で購入することができます。家でもアンディの部屋気分が味わえるので、お土産には最適です。また、客室にはミッキーマウスの大きな腕時計や、ウッディーやバズライトイヤーのポスターなどが飾られており、見ているだけで楽しくなります。無料のコーヒーやお茶がつくだけでなく、かわいいアメニティもお持ち帰りができます。使うのがもったいなくなります!
定員大人3名の客室は、レギュラーベッド2台とトランドルベッド1台を配置し、定員大人4名の客室には、4台目のベッドとしてプルダウンベッドを設置しています。またベビーフレンドリーなホテルで、事前に電話をしておくと、ベビーベッドを用意しておいてくださいます。ベッドの高さが高いので、やはり柵のあるベッドで赤ちゃんを寝かすことができるのは安心です。
トイフレンズ・スクエアとスリンキー・ドッグパーク
このホテルの魅力は客室だけではなくて、ホテルの中庭でゲスト自身がおもちゃサイズになって遊ぶことができることです。ホテルエントランスに続く広場はスリンキー・ドッグパークと呼ばれていて、スリンキーの犬小屋から始まるすごろくゲームがイメージされており、床を見ているととても楽しいです。約4メートルの高さのあるバズライトイヤーとジェシーの像はフォトスポットになっています。
また昼間と夜の風景が全く違います。夜はランタンがつき、まるで夜祭に来ているかのような感覚になります。ホテルの窓からは他のゲストの人たちがスマホのライトなどで手を振ってくれます。ぜひスリンキー・ドッグパークにいて、窓から手を振ってくれるゲストの人がいたら、スマホの光で応答してみましょう!
中庭として使用できるのは「トイフレンズ・スクエア」です。フロントからこの中庭に行くには、リトルグリーンメンが目印です。中庭にはキャラクターたちがたくさんいます。約4メートルのウッディーとボー・ピープがお出迎えしてくれます。ウィージーも登場して、東京湾をバックに歌を歌っています。ボー・ピープの3頭の羊もいて賑やかなお庭になっています。
レストラン「ロッツォ・ガーデンカフェ」
このホテルの中には一箇所だけレストランがあります。それが「ロッツォ・ガーデンカフェ」です。このレストランは他のホテルにあるレストランとは違います。まずはトイストーリーホテル宿泊者限定専用のレストランであることと、事前予約が必要であるという点です。
まずレストランに入る前に食券を自動販売機で購入します。まるで松屋やすき家のようなシステムですが、可愛らしいタッチパネルの自販機なので素敵ですよ。
店内に入ると大きなロッツォがお出迎えをしてくれます。こちらが最初の写真スポットになると思います。
ロッツォガーデンカフェではディナーとブレックファーストが楽しめます。どちらに行っても、トイストーリーの映画に出てくるキャラクターからモチーフを与えられた可愛らしい食べ物たちが待っています。
ディナーは、ウッディをイメージした「ポテトのムース ピーマンソース」は、クリーミーでなめらかなムースに、ピーマンの酸味がアクセントになったひと品です。「ポテトとグリーンピースのタルト」はバズ・ライトイヤーをイメージしたタルト。ポテトとグリーンピースのピュレに、紫芋のムースがトッピングされています。「ベジタブルスライス」には、リトル・グリーン・メンの形の野菜のスライスが!ベジタブルライスはブレックファストでも楽しめるので、ディナーでお腹いっぱいになってしまったら、朝に食べましょう!ホットメニューでは、キャストが目の前でカッティングしてくれる「ローストポーク バーベキューソース」が提供されています。 じっくりとオーブンで焼き上げているため、しっとりとやわらかく、ジューシーで旨みたっぷりです。ちなみにロッツォがストロベリーの匂いがするぬいぐるみなので、ストロベリーソースが料理によっては使われることがあります。このローストポークには、ストロベリー果肉入りのストロベリーソースを合わせるのがおすすめです。
食べるだけではなく、自分の食べ物を自分で飾って食べることができるという、面白さがこのレストランにはあります。ほうれんそうパンという緑色のパンがあるのですが、それはただのパンではありません。なんとチョコペンを使って、自分でリトルグリーンメンの顔を仕上げるスタイルになっています!自分だけのオリジナルリトルグリーンメンを作りだすことができそうです!いろんなリトルグリーンメンを作って、並べて大集合させたいですね!ストロベリーパウダーでロッツォの顔が描かれたティラミスがなんといっても可愛らしく、愛らしい表情で、崩すのがもったいなく感じてしまいます。ストロベリーの甘酸っぱい風味が利いており、飽きずに食べられます。
トイストーリーホテルのまとめ
トイストーリーホテルに泊まってみて、感じたことは、このホテルの安全性の高さです。セキュリティーの面では、宿泊者しか入れない通路の先にホテルがあるので、ホテルに関係のない人が入って来ないので子どもを一人で遊ばせてても安心です。また至るところに子どもが楽しめる仕掛けや、遊び場があるので、ディズニーランドホテルやミラコスタ、アンバサダーホテルよりも子どもが楽しめる様なホテルだと思います。
また、料金的にも他のホテルよりは若干安くなっていて、サービスも簡略化されています。ただそれが雑さや荒さに繋がることはなく、サービスを簡素化しても、ディズニーのホスピタリティは失わない工夫があります。その中で最も素晴らしいなと思ったのはレストランでの片付けのことです。バイキング形式になっているので、お皿は自分達で片付けるようになっています。片付けに行くとキャストさんが待っていてくださり、「お片付けありがとうございます!」と言って、ロッツォのシールをくれるのです。誰が片付けても必ずシールがもらえるのです。片付けをして褒められるという懐かしい経験を大人が味わえたり、片付けをすることを習慣化させたい子どもにとっても、みんなが喜ぶサービスではないでしょうか。これからもディズニーホテルの躍進に期待します!
次にできる6番目のディズニーホテルは「ファンタジースプリングス」の中に誕生する、ホテルミラコスタと同じくパークと一体化したホテルとなります。アナと雪の女王や塔の上のラプンツェルをテーマにしたパークになり、ディズニーシーの一番奥のエリアとなるので、夜のディズニーシーを別の角度からゆっくりと眺めることができるステキなホテルになること間違いなしです!
トイストーリーホテルの詳細
住所 | 〒279-8511 千葉県浦安市舞浜1番地47 |
公式サイト | 【公式】カリブの海賊|東京ディズニーランド|東京ディズニーリゾート |