ディズニーランドの絶叫アトラクションといえば3大マウンテンと言われている「ビッグサンダー・マウンテン」「スプラッシュ・マウンテン」「スペース・マウンテン」ではないでしょうか。
今回はその3大マウンテンのうちの一つ、スペース・マウンテンについての豆知識や私が感じた不思議な心温まるエピソードを紹介します。
まだスペース・マウンテンに乗ったことがない人も、何度も乗ったことがある人でも、改めて魅力を確認できる記事となっていますので最後まで見ていってくださいね。
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【東京ディズニーランド】スペース・マウンテンについて
スペース・マウンテンのコンセプトはズバリ「宇宙旅行」。
魅力的なドーム型の建物から宇宙へと出発し、スリルとロマンを味わうことができる絶叫アトラクションです。
ディズニーランドオープン当時からあるスペース・マウンテンは長年のファンも多く、私の親も70歳越えにして現在もファンでい続けています。(高齢だけど健康状態は問題ないのでご安心ください)
まずスペース・マウンテンに搭乗する前に宇宙ステーションを通りますが、真ん中にどどーんと大きな宇宙船があるのが確認できると思います。
この宇宙船が宇宙で発見した“未知なエネルギー”こそが、私たちが乗るロケットを発射する際に必要な高エネルギー源となっているという趣旨があります。
この“未知なエネルギー”とは3つで1つの高エネルギーとなっており、1つの個体のみでは高エネルギーを発生することができません。
ロケットを発射することができる高エネルギーは1つの個体が六角形となっており、その六角形が3つ合わさった形をしています。
この六角形のエネルギーは宇宙ステーションのあらゆるところに描かれており、“隠れエネルギー”を探す旅も楽しむことができるのもスペースマウンテンの魅力の一つでもあるのです。
そんなスペース・マウンテンですが2024年に一旦クローズすることが先日発表されました。改装工事を経て2027年に改めてオープンするということでSNSでは「昔からあるスペース・マウンテンが改装されちゃうなんて・・・」と惜しむ声や、「新しいスペース・マウンテン楽しみ!」といった喜びの声もありました。
個人的にはディズニーランドの3大マウンテンとして名が高いスペース・マウンテンが3年間も乗れないことに寂しい気持ちもありますが、新しく帰ってくるスペース・マウンテンを心待ちにしていきたいと思います。
スペース・マウンテンにまつわる豆知識を2つ紹介
実は丸見え
スペース・マウンテンは上述の通り【宇宙旅行】がコンセプトになっています。ですのでアトラクションに乗っている最中は真っ暗の中ハイスピードで進んでいくわけですが、実は乗っている様子はキャストさんからは丸見えとなっています。安全性を考えれば当然と言えば当然ですよね。
中には「いや~ん!怖~い!」とイチャコラし始める盛り上がったカップルがいるようですが丸見えなので注意してくださいね(笑)
標準の右コースではなく幻の左コースがある
スペース・マウンテンでは搭乗した直後一旦停止し右に回るというのが標準コースとなっているのですが、ファンの間では密かにささやかれている噂があります。
それこそが「幻の左コース」なるものですが、その名の通り一旦停止後標準の右コースではなく左コースへと進んでいきます。
ファンの中には「今度こそ左に曲がってくれ!」と願う人もいるそうです。
「一旦停止した後左に曲がる」というカラクリは「停止時に総重量を確認した後、オーバーな時は左に曲がる」といったものでした。
搭乗する際はキャストさんが人数を確認し把握していると思いますが、それでも重量オーバーになってしまうことが稀にあります。
その際は一旦停止で確実な総重量を把握しOKなら標準の右コースに、NGなら幻の左コースへと向かっていきます。
左コースに行った後はどうなるの?と疑問に持たれる方も多いと思いますが、この左コースに行ったときは真っ暗でなく電気のついた明るい車庫へと向かいます。
そこにはキャストさんが数人いて「このロケットは搭乗不可となりましたので、申し訳ございませんが一度お降りください」とアナウンスがあり、
キャストさんの指示に従って歩いていくとスペース・マウンテンに搭乗する直前の場所まで誘導してくださるそうです。
せっかく時間かけて並んだのに不具合で乗れなくてまた並び直し・・・なんて悲しいですが、そこはやっぱり夢の国ですね。
乗り直しに時間がかかることはないそうです。
確かに私が以前乗った時、搭乗ゲートではなく出口側(本来ならおりる側)から数人乗ってきた人がいました。
おそらく左コースへ行ったロケットの人達を分散させて乗せているのでしょう。でなければまた重量オーバーになってしまいますからね。
臨機応変に対応してお客様に不快感や不安を与えないのはディズニーキャストさんならではの配慮ですね。素晴らしい!
スペース・マウンテンでおきた心温まる実話ストーリー
次に私自身が聞いたスペース・マウンテンにちなんだ心温まるストーリーをご紹介します。
私の友人は大のディズニー好きで、子供のころから家族でディズニーランドによく足を運んでいたそうです。
初めてスペース・マウンテンに乗ったのは今から20年以上も前だそうですが、当時はまだ2時間以上待つのが当たり前だった時代。
友人は初めて乗ったスペース・マウンテンに感動し、家族に「どうしてももう一度乗りたい!」とお願いしたそうです。
ただ、2時間待ってやっと乗れたスペース・マウンテンです。
家族としては「もう一度2時間も並びたくない・・・」というのが本音だったそう。
それでも乗りたいと駄々をこねる友人に母親がしびれを切らして「それなら一人で乗ってきなよ」と彼女に話したそうです。
おそらく諦めてほしいから言ったのかと思いますが、友人は喜んでスペース・マウンテンの最後尾に並んでしまいます。(友人は当時小学二年生、7才です)
友人は一人で乗るという不安よりも「またスペース・マウンテンに乗れる!」という喜びの方が強かったと話しますが、周りから見たら小さい子が一人並んでいるのは不自然ですよね。
そこで友人の前に並んでいたカップルが友人に気付き「お父さんとお母さんは?」と聞いてきました。
友人は「一人で乗ってきていいって言われたので一人で並んでます!」と元気に答えたそうですが、小さい子が一人で並んでいるこの状況にカップルはどうしても放っておけなかったようです。
「それじゃぁ、私たちと一緒に並んで待っていようか。」と彼女が友人を誘い、2時間以上も搭乗を待っている間友人が退屈しないようにずっと話しかけてくれたそうです。
そして待ちに待った搭乗では友人の隣に彼女が座ってくれ、彼氏はその後ろに座って発射。
最後の最後までカップルは友人の側を離れることはありませんでした。
そしてスペース・マウンテンに乗り終わったあとも出口で待っている友人の家族にきちんと送り届けてくれたカップルに、友人は今でも感謝していると言います。
(そして一人で乗りに行ったことも反省中です)
そんな友人は今、絶叫アトラクションが苦手な私の娘に「大丈夫だよ、お姉ちゃんが一緒に乗ってあげるよ」と声をかけてくれています。
不安だった娘の顔が和らいでいる様子を見ると、友人もこんな感じに優しくしてもらった経験が受け継がれているのかなと感じられます。
長い長いスペース・マウンテンの歴史の中にこのような素敵なエピソードがきっと何個もあるんだろうな、と実感している今日この頃です。
友人のお陰で娘は恐怖心がなくなり、今度は私が友人に感謝しています。
今度はそんなスペース・マウンテンでの素敵なエピソードにあなたが出会えますように・・・良い旅を!
読んでいただきありがとうございました!
スペース・マウンテンの詳細
所要時間 | 約3分 |
定員/収容人数 | 1ロケット12名 |
身長制限 | 102cmに満たない方は利用不可 |
住所 | 〒279-8511 千葉県浦安市舞浜1−13 |
公式サイト | 【公式】スペース・マウンテン|東京ディズニーランド|東京ディズニーリゾート |