銃殺の家に、神の住む家、ゴーストパーク、関ヶ原古戦場跡などの他に廃ラブホテルや、廃学校、公園墓地など、心霊スポット好きが好きそうなスポットが盛り沢山あるのが、岐阜県です。40ヶ所近くの心霊スポットがあり、有名なスポットも多くあります。
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- 1 銃殺の家(可児郡)
- 2 大洞光輪公園墓地(岐阜市)
- 3 二股トンネル(朝鮮トンネル)(加茂郡)
- 4 旧木の実トンネル(恵那市)
- 5 13号トンネル
- 6 14号トンネル(多治見市)
- 7 鶯谷トンネル(岐阜市)
- 8 洲原村診療所(美濃市)
- 9 千本松原(海津市)
- 10 本巣南踏切
- 11 神の住む家(美濃市)
- 12 中津川市阿木ダム
- 13 丸山ダム
- 14 城山荘
- 15 ホテルFleurs
- 16 ゴーストパーク
- 17 関ヶ原メナードランド跡地(不破郡)
- 18 池田山
- 19 金華山
- 20 天心白菊の塔
- 21 芋ヶ瀬池
- 22 伊自良湖
- 23 寒洞池
- 24 関ヶ原古戦場跡
- 25 迫間不動
- 26 古虎渓ハウス
- 27 高畑住宅
- 28 恵那峡大橋
- 29 新旅足橋
- 30 千鳥橋
- 31 喫茶レ・アール
- 32 東濃朝鮮初中級学校
- 33 安房トンネル(あぼうとんねる)
- 34 稲川淳二の秘蔵心霊写真 (リイド文庫)
- 35 家賃の安い部屋 心霊写真BOOK
- 36 写真のボーダーランド: X線・心霊写真・念写
- 37 心霊写真は語る (写真叢書)
銃殺の家(可児郡)
異彩を放つ名前のスポットですが、この家では実際にそのような事件が起こっていたようです。
とはいっても、この家の主人は借金苦を理由に拳銃で自殺したそうで、それを発見した妻とその兄が保険金欲しさに拳銃を隠して他殺に見せかけようとしたというのが事件の真相だそうなので、実際には銃殺の家ではないようですね。だとしても、嫌な事件が起こった場所であることには変わりありません。
拳銃で自ら命を絶った主人の苦しみは想像を絶するものだったでしょうし、実際にその思念が残っているのか、廃墟となった今も男性の人影や視線を感じることがあるようです。
ちなみに、この廃墟を集会所としていた人々の痕跡も多々見られるようなので、そういった意味でもここには近寄らない方がいいかもしれません。
住所 | 岐阜県可児郡御嵩町伏見 |
大洞光輪公園墓地(岐阜市)
名前の通りの公園墓地ですが、こちらは岐阜県でも有数の心霊スポットと言われているようです。
見た目は普通の墓地だそうですが、この公園の特徴として、霊園の中の大きな十字架型の墓石があげられます。こちらの十字架に触れると、祟りで命を落とすとまで噂されているのだとか。
また、墓地の中にある電話ボックスで、『女性の霊を見た』『心霊現象を体験した』という体験談も寄せられています。この女性の霊、追いかけてくることもあるそうですよ。
こちらの墓地では自殺者も多いそうです。心霊現象や祟りに遭うだけでなく、そういった現場に遭遇してしまわないためにも夜間には近寄らない方が賢明でしょう。
住所 | 〒501-3124 岐阜県岐阜市大洞 大洞2丁目 |
二股トンネル(朝鮮トンネル)(加茂郡)
このトンネルは「朝鮮トンネル」とも呼ばれており、その名の通り朝鮮半島から連れてきた人員が工事にあたっていたようです。しかし、建設工事は難航し、事故で亡くなった労働者たちをトンネルの壁に埋めたと言われています。
そのため、やはりここで目撃される幽霊はそういった労働者のものが多いようです。『叫び声が聞こえる』『人影が見えた』『体を掴まれた』などの体験談がよく見られます。
肝試しに行くにはあまりにも異様な空気を放つ場所だそうで、ひどいときは到着前に体調を崩してトンネルまでたどり着けないなんてことまであるんだとか。
霊感の強い方、引き寄せやすい方はくれぐれも気を付けてください。
住所 | 岐阜県加茂郡八百津町南戸の国道418号 |
旧木の実トンネル(恵那市)
新しく木の実トンネルが開通したのを機に閉鎖された、古いトンネルです。
このトンネルに現れるとされているのは、女性の霊のようです。なんでもこの女性の霊、雨の日にしか現れないんだそうです。理由はわかりませんが、じめじめした雨の日に現れる幽霊、想像すると背筋がぞっとしますね。
また、こちらのトンネルはそれ自体も水はけの悪い場所のようです。水没しているような箇所もあるようで、それこそ雨の日には完全に水に浸かってしまうのだとか。近隣では土砂崩れもあるようで、そういった危険性もあるこの心霊スポット、たとえ幽霊と遭遇したくとも雨の日は避けたほうが無難かもしれません。
住所 | 岐阜県恵那市 |
13号トンネル
こちらのトンネルも、工事中に亡くなった作業員たちの霊が出ると噂されているスポットです。
山道を開通させるための作業は危険と隣り合わせで、実際にこのトンネルを開通させるまでには20人以上もの作業員が命を落としたといわれています。
また、開通してからもこのトンネルで命を落とす人は多かったようです。事故死や飛び込み自殺などが続き、供養塔まで建てられるほどだったとか。
そんな人々の霊が目撃されているようですが、その中でも飛び込み自殺で亡くなった親子の霊は、姿を見ただけで祟られるとすら噂されています。
ちなみに、こちらのトンネルは口裂け女伝説の発祥の地ともされ、このトンネルから噂が全国に広がっていったとされています。口裂け女伝説に興味をお持ちの方、もし行かれる場合はトンネルに現れる親子にだけはくれぐれもご注意を。
住所 | 愛岐トンネル群 13号トンネル |
14号トンネル(多治見市)
こちらも13号トンネルと同じく、工事中の事故によって命を落とした作業員の幽霊が出ると言われています。13号よりも奥にあるということですから、14号トンネルの開通工事にはきっと危険が多かったことでしょう。
また、このトンネルは直線ではなくカーブした道になっているそうです。そのため、カーブ地点付近では入り口の光も出口の光もまったく見えない場所が存在するらしいのです。完全な暗闇となる空間、その天井には“なにか”がいると噂されています。
先述の通り、13号トンネルを経ないと14号トンネルには行けないようになっているそうです。心霊スポットと呼ばれる二つのトンネル、せっかくならどちらも行ってみるのもいいかもしれませんね。
住所 | 〒507-0814 岐阜県多治見市市之倉町13丁目44−13 |
鶯谷トンネル(岐阜市)
行きと帰りで2本に分かれているというのが特徴なトンネルで、片方は戦前からある古いもの、もう一本は戦後に作られた新鶯谷トンネルです。
心霊スポットとされているのは古いもののほうです。こちら、どうやら第二次世界大戦中に防空壕として使用されていたそうで、付近に焼夷弾が降ってきたこともあったのだとか。そういった経緯があるために、ここで目撃されるのは当時の人々の霊のようです。『あついあついと苦しむような声がする』『苦しそうな顔がトンネルの壁に浮かび上がる』といったような体験談が見られます。
また、戦時中の霊とは別に、このトンネルには女性の霊が現れることがあるようです。こちらの女性は白い服を着てトンネルの中に立っているそうで、時には車で走行中に突然後部座席に座っていることもあるのだそうですよ。
住所 | 〒500-8139 岐阜県岐阜市庵町 |
洲原村診療所(美濃市)
現在は廃墟となっている診療所です。明治時代に作られた小さな建物ですが、当時は地域医療を支える診療所として日々賑わっていたようです。
そんな場所ですが、心霊スポットというよりは明治の面影を残す美しい廃墟として有名になっているそうです。昔ながらの茶色の薬瓶、カタカナと漢字まじりの文章で書かれた掲示物、アンティークとしても美しい診察室の机や椅子など、廃墟マニアでなくとも心惹かれるものがありますね。
閉院となったのち、そのまま時が止まったような診療所には、当時の薬品もそのまま残っていたと囁かれています。その中には現在では使用できないような薬品も含まれており、廃墟に足を運んだ人々がそれらを持って行ってしまったというような噂も飛び交っていますが、事実はもうわかりません。
心霊スポットのような不穏な雰囲気が漂う廃墟とは一風異なりますが、探索には最適なスポットと言えます。興味のある方はぜひ。
住所 | 岐阜県美濃市須原 |
千本松原(海津市)
かつて、川の氾濫を防ぐための分流を薩摩藩が命じ、多数の作業員を動員して工事が行われた土地です。しかし、過酷な治水工事はなかなか進まず、最終的には伝染病まで流行、病死者を33名、藩への抗議という名目で52人もの人が腹を切るなど、大変な犠牲を出しました。
そんな背景を持つ場所ですから、心霊体験も多く寄せられているようです。直接的な幽霊の目撃談こそ少ないですが、霊障が非常に強いと言われています。松原を歩いただけで体調を崩したり、高熱を出したり、帰り道で事故に遭う人が多発していると話題のスポットです。
肝試しにうってつけのスポットだと考える方もいるでしょうが、霊障の影響でしょうか、近づいた人に自殺願望が芽生えることすらあるそうです。あまり気軽に出かけるような場所ではないのかもしれませんね。
住所 | 〒503-0625 岐阜県海津市海津町油島 |
本巣南踏切
この踏切にはかつて遮断機がなく、車で踏切に進入した老婦人が電車に轢かれて亡くなったという事件がありました。そういった事件の影響で、老婆の霊が出ると言われています。なんでも、その幽霊は、踏切に進入した車が轢かれるまでの事故の情景を繰り返し見せてくるのだそうです。被害者は、何かを伝えたいのか、それとも死の瞬間を何度も何度も繰り返しているのか、どちらなのでしょう。
また、こちらの踏切では他にも事故が多発しているようです。関係性こそ不明ですが、事故に遭った人々もその老婆の姿を見てしまったのかもしれません。通る際は、くれぐれもご注意くださいね。
住所 | 〒501-1205 岐阜県本巣市曽井中島1170 |
神の住む家(美濃市)
洲原神社という神社の裏手にある廃屋が、こう呼ばれているようです。
その理由は定かではありませんが、洲原神社の神主を代々務めてきた直系がここで暮らしており、一人の当主がここで亡くなって、その際に神になったとも言われています。庭にある石碑にも「無心入神」と刻まれており、それがこの廃屋が『神の家』『神の住む家』などと呼ばれる発端ではないかとされています。
とはいえ、この廃屋で特に何かの心霊現象が報告されたことはないそうです。本当に神主がここで神となったというのなら、どちらかと言えばパワースポットとも捉えられそうですが、そういった噂もないとか。
神が住むと囁かれる廃屋、魅力的な響きであることには変わりありません。神社に詣でるついでに散策してみるのもいいかもしれません。
住所 | 岐阜県美濃市須原 |
中津川市阿木ダム
自殺者が多く、昔から心霊スポットとして有名だったようですが、実はこの場所、ダムが建設される前から事件が起こっていたようです。
かつて、妊婦を乗せたタクシーが阿木川に転落する事故がありました。タクシー運転手の遺体は下で見つかったそうなのですが、妊婦の遺体は最後まで見つからなかったそうです。その事故以降、この川周辺ではずぶ濡れの女性の霊が出ると伝えられています。
ダムが完成したあとも、マラソン大会のスタッフがこのダム付近で車に撥ねられる死亡事故があったり、ダムの底から女性とその子と思われる生後数か月の赤子の遺体が発見されるといった事件が立て続けに起こっています。
女性に関する話が多いせいか、女性の霊が現れることが多いようです。女性の方がここを訪れる際はくれぐれもご注意ください。
住所 | 〒509-7202 岐阜県恵那市 東野字花無山 |
丸山ダム
こちらもダムですが、ここには慰霊碑まで建てられているようです。祀られているのは危険なダム工事中に殉職した作業員の方々だそうですが、この場所では首つり自殺も多いとされています。
また、このダムは断崖絶壁のようになっているにも関わらず、フェンスは大人の腰程度までの高さしかないそうです。きっと、事故で命を落とした人も少なくはないでしょうね。頼りないフェンスからうっかり身を乗り出してしまう、そんな想像をするだけで背筋が凍ります。
犠牲者や自殺者の霊が多数目撃されているこのダムですが、怖いのは幽霊だけではありません。肝試しに行く場合でも、不慮の事故にも細心の注意を払ってください。
住所 | 〒505-0301 岐阜県加茂郡八百津町八百津 |
公式サイト | 中部地方整備局 丸山ダム管理所 |
城山荘
正確には城山荘跡地と呼ばれるこの場所には、かつて鵜沼城という城が建っていました。城跡にはその後別荘が建てられ、ホテルやレストランを経て、最後に建てられたのが城山荘という旅館です。
かつては賑わっていた旅館ですが、ストーブを原因とした火災事故が起きて建物は全焼、そのまま廃業して廃墟となりました。また、その10年後に旅館の経営者が殺人未遂で逮捕されるといった事件まで起こっています。
そんなこの旅館跡には、全身が焼けただれた男性の幽霊が出ると言われています。ですが、火災で死者が出たという確証はないそうです。もっと昔、城があったころの幽霊なのかもしれませんが、真相は謎のままです。
住所 | 岐阜県各務原市鵜沼南町 |
ホテルFleurs
かつてラブホテルとして営業していた廃墟です。1990年代に開業し、2013年ごろには廃業となりました。
こちらのホテルではポルターガイストが多く報告されており、心霊スポットとして肝試しに行く人も多いようです。肝試しに行った人の中には、『少女の声を聞いた』『自分たちよりも多い足音が聞こえた』などの体験談も報告されています。
また、このホテル、2021年には火災も発生しているようです。詳細は不明ですが、放火された可能性もあるとのことで現在も警察が調査中とのこと。
紹介してきた中では比較的新しいスポットですが、火事の跡も残っており危険な場所であることには変わりありません。くれぐれも事故や事件に巻き込まれないように。
住所 | 岐阜県養老郡養老町大巻 |
ゴーストパーク
元はビューパークと呼ばれたアミューズメントパークだったようですが、現在は廃墟となっています。廃墟となってからは多数の事件の噂があり、そこから心霊スポットと化していったようです。
噂というのは、『フィリピン人女性がここで行方不明になっている』『経営者が夜逃げした』『この廃墟で女性が殺され、遺体がどこかに隠されている』など、ぞっとするような話ばかりです。
実際に訪れた人によれば、敷地内のあちこちに落書きが見られ、治安の悪い人々のたまり場になっているようです。心霊スポットということを差し引いても、あまり立ち寄らないほうがいい場所と言えるでしょう。
関ヶ原メナードランド跡地(不破郡)
関ケ原と聞いてたいていの人が思い浮かぶのは、おそらく関ケ原の戦いだと思います。この場所は、そんな関ケ原にかつて作られていた遊園地の跡地です。
閉園となったあとはすべて解体されたそうですが、完全な更地となった今でも肝試しに訪れる人は絶えません。目撃されているのは武士の霊かと思いきや、子どもの姿をした幽霊やうごめく黒い人影の塊などが多いようです。大きな戦から数百年、かつてあの場で戦った武士たちの魂はどこか他の場所に行ってしまったのでしょうか。
また、ここでは兵隊の幽霊も目撃されています。これは、戦時中に日本軍がこの場所を弾薬庫として利用していたからと言われていて、遊園地の中で幽霊が見られるのもそういった背景があるからではないかと噂されています。
住所 | 〒503-1545 岐阜県不破郡関ケ原町玉1407 |
池田山
この山が心霊スポットとされるのも、関ケ原の戦いが原因とされているようです。かつて関ケ原の戦いの折、傷ついて逃げてきた多くの武士たちがここで亡くなったと言われ、その幽霊が出ると言われています。
池田山はレジャーで有名な山ですが、一変して夜間は危険な場所となるそうです。老人の霊が複数目撃されているほか、白い光や人影を見たという声が多く上がっています。さらに、夜間にここを自動車で通るのもよくないそうなのです。なんでも、車が動かなくなり、帰れなくなってしまうのだとか。実際に道中でエンジンが不調を起こしたという報告もあります。
『白竜信仰』という独自の信仰もあるというこの山、魅力的ではありますが、夜間のドライブには向かないことでしょう。
住所 | 岐阜県揖斐郡池田町と揖斐川町、不破郡垂井町に跨る標高923.9 mの山 |
金華山
この山は、かの織田信長が頂上に岐阜城を築いたことで有名です。観光スポットとして有名な場所でもありますが、心霊スポットとも噂されています。
山中にはかつてドライブコースがあったそうですが、現在は封鎖されています。その理由が、ドライブコース内で事故が多発したからだというのです。開通していたころは事故死した人の霊も目撃されており、事故の影にはそういった心霊現象もあったのでは…と邪推してしまいます。
さらに、ドライブコース以外でも白いワンピースの女性の霊も目撃されているようです。これはかつてこの山で首つり自殺をした人物の霊と言われており、登山コースにじっと佇んでいるのだとか。他にも、城の近くということもあり武士の霊も目撃されています。
天心白菊の塔
この塔は、かつて飛騨川で起こった国内最悪のバス事故の現場に建立された供養塔です。2台の観光バスが土砂崩れに巻き込まれ、100人以上という死傷者を出したこの事故現場では、供養塔を建てられてもなお心霊現象が多発しているといいます。
『川の水面から白い手が大量に伸びている、足を掴まれた』『白菊の塔の前で「名古屋まで乗せてほしい」という女性に声をかけられ、しばらく乗せるといつのまにか座席から消えていた』など、恐ろしい体験談が多く残っています。
心霊スポットとして名前が挙がっていますが、たくさんの死傷者を出した悲惨な事故現場です。あまり物見遊山気分で肝試しなどに訪れるのは控えたほうがいいでしょう。特に霊感の強い人は、あまり近づかないほうがよさそうです。
芋ヶ瀬池
この池には龍神が住んでおり、池の底には竜宮城があるという言い伝えがあります。近辺には龍神を祀る神社や寺も多く、その伝説を裏付けています。
また、この池にはもうひとつ伝説が残っているそうなんです。それは、口裂け女。先述したように岐阜には口裂け女発祥の地とされる場所が存在しますが、この場所を発祥の地だという言い伝えもあるそうです。実際に口裂け女に追いかけられたという体験談も古くから残っているとか。
口裂け女という都市伝説的な怪異を除いても、この場所には長い間伝説が残されています。池の底に竜宮城があるなんて伝説、神秘的ですし魅力的ですよね。
機会があれば、竜宮城を探しに行ってみるのもいいかもしれません。
伊自良湖
こちらは人造のダム湖で、ワカサギ釣りなどでも有名な場所のようですが、自殺者も多いのだとか。そのせいか、自殺者らしき霊も多数目撃されており、地元住民の間では心霊スポットとして認識されているようです。
入水自殺をした人が多いせいでしょうか、湖の外周を歩いていると、何者からか湖に引き込まれることがあるといわれています。また、知らない足音が近くから聞こえてくるなんてこともあるとか。この世に未練を残したまま亡くなった人々が、仲間を増やそうとしているのでしょうか。
また、ここではかつて転落事故もあったようです。車ごとダムに落ちた運転手から救助要請があったものの救助が遅れ、見つかったころには運転手は亡くなっていたんだとか。その自己検証の際、車が何らかの理由で急ハンドルを切り、湖に転落したことが明らかになったのだとか。
寒洞池
釣りスポットとして有名なこの場所ですが、幽霊が出ると言われる心霊スポットでもあります。
目撃される幽霊はライダースーツ姿の男性で、釣りに来た人が目撃することが多いのだとか。昼間は明るく人も多い場所だそうですが、夜は不気味な空気に変わるそうなので、注意が必要です。
また、この場所、自殺者も多いようです。池の付近には「いのちをたいせつに」と書かれた看板も設置されるほどで、その看板を見ただけで近寄りがたさを感じてしまいますね。そういった目的の人と鉢合わせする可能性もありますので、なおのこと夜間のこの池には気を付けたほうがいいのかもしれません。
関ヶ原古戦場跡
何度も上で触れた通り、かの有名な関ケ原戦いはこの地で起きました。その主戦場とされたこの場所は、その有名すぎる名前ゆえに観光スポットとして人気になっているようですが、霊感の強い人は体調を崩してしまうような危険な場所なのだそうです。多くの人々が争い、たくさんの血が流れた場所ですから、霊感があまりないという人でも何かを感じてもおかしくはないですよね。
また、当時の名残として、甲冑が動き回るような音や擦れあう音、人々のざわめきや雄たけびが時折聞こえることがあるのだそうです。戦いに身を投じた武士たちの強い想いは、何百年たっても色あせることなくあの場に残り続けるのでしょう。
迫間不動
ここの境内にある階段には、1000体もの水子地蔵が並んでいます。それだけですごい迫力のある場所ですが、こちらの本尊は滝のそばの岩窟にあるんだとか。そのため、この滝で修行する人も多く、滝自体もパワースポットとして人気の高い場所とされています。
幻想的な場所として人気を集めている場所ですが、不思議なことも起こるのだそう。なんでも、自分の周りにだけ風が吹いたような不思議な感覚を覚えた人が数多くいるそうです。水子の霊とする説もあるようですが、パワースポットとのことなので、もっとご利益のある何かが起こした風なのかもしれません。
1000体の地蔵こそ少し恐怖心を抱くかもしれませんが、幻想的な滝だそうなので興味のある方は出かけてみてはいかがでしょうか。
古虎渓ハウス
これまでご紹介してきた通り、関ケ原などの有名心霊スポットを多数有する岐阜県ですが、なんと一番の最恐スポットがここなのだそうです。
岐阜と愛知の県境にある廃旅館で、周囲を森に囲まれたいかにも不穏な空気の漂う廃墟です。ですがこのホテル、実は交通量の多い道路の傍にあり、開業当時は旅館も賑わっていたようです。しかし、集団食中毒を引き起こし、そのまま経営不振に陥った旅館のオーナーは自ら命を絶ちました。
それ以降、古虎渓ハウスの周りでは今でもオーナーの唸り声が聞こえるんだとか。廃墟に探索に行った人の報告によると、トイレが一番心霊現象が多発する場所らしいのですが、オーナーはそこで命を絶ったのでしょうか。
ここを訪れた霊能者は、江戸時代に亡くなった女の幽霊が他の霊を呼び寄せていると語っていたそうです。また、岐阜県最恐のスポットとのこともあり、治安もあまり良くないそうなので、いろいろな意味で気をつけたいスポットですね。
高畑住宅
小さな町に作られた団地ですが不思議な現象が絶えず、全国的に有名となった心霊スポットです。
不可解な現象は、団地が完成し、すべての部屋に住人が入居してからすぐ起こり始めました。小さなラップ音から始まったそれは、だんだん大きく不快なものに変わり、さらには、『水道の蛇口から勝手に水が出る』『テレビのチャンネルが勝手に変わる』『コンセントも差していないドライヤーが勝手に動く』など、ポルターガイストらしき不審な出来事ばかり起こるようになったのです。最も被害のあった部屋では突然食器棚が開いて食器が飛び出し、カーテンを切り裂くなどひどいものだったようです。また、小さな子どもが「おじいちゃんがいる」と言い始めたり、女性の幽霊の目撃談が広まり、住人は次々とこの住宅を後にしました。
困った自治会長が祈祷を依頼し、供養もしたそうですが収まらず、多くの霊能力者が訪れることとなりました。最終的にはひとりの霊能力者が終止符を打ったとのことですが、今でも畏怖の対象となりつつあるようです。
恵那峡大橋
恵那峡という景勝地にある大きな橋で、川から橋までの高さは50mほどにもなる場所です。そのせいか投身自殺する人が絶えず、結果として心霊スポットとして噂されるようになりました。
ここでは、人の声がするという体験談が多く寄せられています。その声の主は自殺者のものとされており、なんでも橋の下から呼び寄せられるのだそうです。助けを求めているのか、仲間がほしいのか、いったいどちらなのでしょうね。
先述の通り、恵那峡は木曽川の通る美しい景勝地です。人生の最期に見る景色としては申し分ないほどの絶景なのかもしれませんが、くれぐれ犠牲者に呼び寄せられないように気を付けてくださいね。
新旅足橋
新と名前につくだけあって、2009年に完成した新しい橋です。ですが、これまででも16名の投身自殺が報告される自殺の名所として知られています。
その自殺者たちの霊でしょうか、遥か下にある橋の下から自分を誘う声がするのだそうです。そんな情報を聞いてしまうと、本当に全員が心から命を絶つことを望んだのか疑問に思えてしまいますね。
そんな環境下にあるせいか、警察も警戒して頻繁にパトロールを行っているようです。特に橋の上に一人で立っていると声をかけられやすいそうなので、心配されたくないという方は一人で行かないほうがいいかもしれません。呼ばれてしまわないためにも、誰かと一緒に観光に行くのがよいでしょう。
千鳥橋
観光客で賑わう場所ですが、毎年夏になると橋の下のBBQ客などが流される水難事故が多発する危険な場所です。橋の近くで渦が発生し、それに巻き込まれると溺れてしまうと地元住民の間では有名なのですが、観光客が流されてしまう事案が多いようです。
ここでも水死者の霊が目撃されています。渦に巻き込まれると上がってこれないとまで言われる場所ですから、巻き込まれてしまった人の無念が形となってその付近に現れているのかもしれません。
夏場は川で遊ぶ家族連れも多く、そのぶん水難事故も増えます。ここに限らず川へ遊びに行く際はくれぐれも気を付けて、怪我などないようにしてください。
喫茶レ・アール
かつて喫茶店だった廃墟で、現在は火災によって全焼し、更地になっています。
営業当時は1階が喫茶店、2階がオーナーの自宅として使われていたようですが、廃業後はそのまま廃墟になっていたようです。
ここでは女性の霊や笑い声などの心霊現象が報告されていますが、一説によれば自殺したというオーナーも幽霊となって現れるとされています。実際にオーナーが命を絶ったかどうかは不明ですが、1階の喫茶店からは未だに珈琲の香りがすると言われています。
また、廃墟に訪れる人が絶えなかったせいでしょうか、火災の原因はタバコのポイ捨てだそうです。廃墟の探索はいいですが、火の気などにはくれぐれも気を付けてください。
東濃朝鮮初中級学校
地元民、廃墟好きの間で有名な廃学校です。現在は進入禁止となっています。
進入禁止になる前に訪れた人によると、『チャイムの音がした』『誰か複数の視線を感じた』『中に入ろうとすると、後を追ってくる足音が聞こえる』などの怪奇現象が多数見られたようです。
なんとも不気味な場所ですが、先述の通り現在は中に入ることはできません。入り口には警察に通報するといった看板もあるそうです。廃学校ということで心霊を抜きにしても興味のある方は多いかと思いますが、くれぐれも警察沙汰にはならないよう、立ち入らないようにしてください。
安房トンネル(あぼうとんねる)
長野オリンピックの開催に合わせて作られたトンネルだそうですが、その開催前までは付近の山で亡くなった登山者の遺体置き場となっていたとも言われるいわくつきの場所でもあります。
また、過去にはこのトンネルで水蒸気爆発が発生し、4人の作業員が命を落としたという凄惨な事件も起こっています。
そのためでしょうか、このトンネルではここに遺体を保管されたと思しき登山者の霊が彷徨っていると言われています。また、水蒸気爆発で亡くなった作業員たちの顔がトンネルの壁に浮かび上がってくるという噂もあるようです。
こちらのトンネルを走行中に霊に憑依された人までいるとのこと、通過するときはくれぐれも憑けてこないようにご注意ください。