千葉県の人口の多い街をランキング形式にして紹介させていただきたいと思います。千葉県の人口は、約620万人(令和4年)で、日本の都道府県でいうと6位です。1位は東京都、ついで、神奈川、大阪、愛知、埼玉、千葉になります。個人的には、愛知が多いのが意外でした。愛知の名古屋の人口が多く、日本の市の人口ランキングでも3位、千葉の1位は、千葉市ですが、12位です。
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No.1 千葉市
県の中央に位置する、千葉市。県庁所在地であり、政令指定都市でもあります。2021年1月には千葉市制100周年を迎え、現職の熊谷県知事はかつて31歳で市長に当選、全国最年少市長として話題になりました。
千葉港を中心とする臨海部は、京葉工業地帯の一角です。中央区には製鉄所や火力発電所、美浜区新港には食品・金属加工関連の事業所が連なります。また、北部は鉄鋼・機械工業が盛んです。夜になったら、キレイな工場夜景を望むことも出来ちゃいます。
千葉市は、スポーツもアツいんです。サッカー、バスケット、野球のプロチームを抱え、サッカー場や野球場といった施設が充実!ほかにも、スケートリンクまであるんです。千葉市のスポーツ人口も、増えてきているんですよ。
映画やドラマの撮影・イベントの誘致も、千葉市は積極的です。某医療系ドラマの撮影にも、千葉市の大学病院が使用されています。また、幕張メッセでは東京モーターショーなどの大きなイベントが。幕張海浜公園ではレッドブル・エアレースが。フクダ電子スクエアではRocki’n Japan Fesが!ここ千葉市で開催されているんです!思ったより、千葉市が身近だった方もいるのでは?
こんな千葉市、実は文化遺産もたくさんあります。縄文時代に造られた日本最大級の貝塚である加曾利貝塚は、千葉市の自慢ですね!ちなみに、縄文時代の貝塚は、全国に約2400カ所あるのですが…何と!そのうちの120カ所は、ここ千葉市にあるのです!さらに、その内5カ所が、史跡に指定されています。
No.2 船橋市
船橋市は県の北西部に位置し、中核市および保健所政令市に指定されています。人口も千葉市に次いで県内第2位。これは政令都市以外の市では日本最大の人口規模なんです。
東京湾に面した船橋市には三番瀬と呼ばれる大きな干潟があります。
三番瀬海浜公園は休日にはバーベキューやバードウォッチングを楽しむ人たちで賑わう市民の憩いの場になっていて、春先には潮干狩りも楽しめるんですよ。
昔から海苔の養殖が有名な船橋市は海苔はもちろんのこと、魚や貝も豊富なんです。アサリやハマグリをはじめ、ここ数年はホンビノス貝もおいしいと大人気です。魚類は50種類以上が確認されていて、中でもスズキは日本一の漁獲量を誇ってるんです!。
神社仏閣の数も多くて、毎年4月には海の安全と大漁を祈って「水神祭」が行われているんですよ。
競馬場などの娯楽施設や大型商業施設が数多くある船橋市。以前は室内型スキー場があり、当時は珍しさも手伝って大盛況でしたね。三番瀬海浜公園をはじめレジャースポットも充実している船橋市は活気あふれる街です。その中でも、大きな風車がひと際目を引くアンデルセン公園はおすすめスポット。手入れの行き届いた花壇には季節ごとに花が咲き誇り、とても美しい公園なんです。アンデルセンの世界を堪能できること間違いなしです!
船橋市といえば梨。そして梨と言って忘れてはいけないのが「梨の妖精ふなっしー」。残念ながら(?)県や市からは公認されていない非公認キャラクターなのです。しかし、日本政府の公式なイベントには起用されるなど、船橋市を全国にアピールしてくれるスーパースターなんです!大型商業施設内にある「ふなっしーランド」は船橋市民で知らない人はいないでしょう。
No.3 松戸市
松戸市は県の北西部にあって、人口は千葉市、船橋市に次ぎ3番目に多いです。江戸川をはさんで東京都に接しているため、ベッドタウンとしても知られています。都内への通勤率も高く、松戸市民は別名「千葉都民」と呼ばれることも。
松戸と言えば何と言っても矢切地区の「矢切の渡し」が有名です。歌謡曲としても大ヒットしたので名前はご存知の方も多いのではないでしょうか?現在も江戸川の渡し船として運行されていて、東京都葛飾区柴又とを結んでいます。川面を滑る渡し船からの四季折々の景色は絶景!矢切地区で作られる「矢切ネギ」も知る人ぞ知る隠れた名物。興味のある方は一度お試しあれ。
徳川将軍家ゆかりの地としての歴史を持つ松戸市は、水戸街道の宿場町として栄え、幕末には新選組が滞在したという記録も!江戸川での水運も盛んで、当時は船底の浅い高瀬舟と呼ばれる船で野菜などを運んでいたそうです。「北を向いたら左に江戸川」という言葉があるほど。松戸市民にとって江戸川は縁が深いようですね。
また松戸市は小説家の伊藤佐千夫の作品、野菊の墓の舞台もなっているんです。市内には小説の一節が刻まれた文学碑があります。
松戸市も船橋市と並ぶ梨の名産地。特に松戸市は二十世紀梨の発祥の地なんです。私たちが食べている梨の幸水や豊水は二十世紀梨の子どもたちなのだとか。二十世紀梨の生産量は鳥取県が全国一位ですが、なんと!その苗木は明治時代に松戸市から持ち込まれたものなのです。つまり、鳥取の二十世紀梨も松戸市の二十世紀梨の子どもだったのですね。
松戸市は江戸川の恵みを受けつつ、歴史を大切にしながら発展してきた街なんですね。
No.4 市川市
市川市は都内への通勤、通学の便の良さから東京のベッドタウンとして知られています。人口は千葉県内第4位の約50万人。松戸市同様「千葉都民」が極めて多いと言われています。
旧石器時代や縄文時代の遺跡や歴史ある寺社仏閣も数多く点在している国道14号線(千葉街道)の北側はとても歴史が古く、中でも葛飾八幡宮は1000年以上前に創建されたと言われています。国府台は江戸川に近く、下総の国の国府が置かれていたのだそうです。かつては国府台城や旧陸軍の施設がありましたが、現在は国立の研究センターや大学などの教育機関が数多く建てられています。小学校や中学校、高等学校が国府台から八幡にかけて多いことから、文教都市・学園都市と言われているのですね。
総武線以北地域は明治時代から政治家や東京都心や下町からの富豪・旧日本軍の将官クラスの人々が市川市の木であるクロマツの多い静かな佇まいのこの地域を気に入り、別荘や邸宅を構えていたそうです。その他にも富裕層が戦後に移り住んできて「お屋敷街」を形成するようになり、市川市は国内屈指の高級住宅地へと発展しました。現在もこの地域は超高層マンションや商業施設などが立ち並ぶ商業地として発展しています。
市川市は歴史的・学園都市や文教都市としての一面、清閑な高級住宅地としての一面、行政・商業の中心としての一面と様々な面をバランスよく発展させてきた街と言えるでしょう。
No.5 柏市
千葉県の北西部にある柏市は、中核市、業務核都市に指定されています。人口は約43万人で県内第5位。柏駅を中心とした商業圏は千葉県屈指の商業都市です。プロサッカーチーム柏レイソルの本拠地です。
若者が多い柏駅周辺では、連日多くのストリートミュージシャンが演奏しています。また若者向けのお店も多いことから「東の渋谷」なんて言われることも。特に柏駅東口は個人店が多いので裏原宿のような印象を受けることから、若者からは「裏かしわ」(通称裏カシ)と呼ばれているのだとか。掘り出し物が見つけられそうで楽しそうですね。
江戸時代には水戸街道の小金宿と安孫子宿の中間にある小さな集落だった柏市ですが、柏駅の開業を機に急速に発展。東京のベッドタウンとして開発が進み団地などが建設され、人口が急激に増えました。国鉄(現JR)が通勤5方面作戦なるものを展開し、常磐線の複々線化などを行った結果、今のような便利な鉄道路線になったんですね。
1970年代には有名百貨店をはじめ、数多くの商業施設が開店し統括地域随一の商業拠点にまでに発展しました。遠くは茨城県からや埼玉県からも買い物客を集めることに成功。今の柏市の原型が出来上がった感じですね。
つくばエクスプレスが開業すると沿線や東武野田線沿線の地域では新興住宅地の開発も加速。2021年度版の千葉県の住み心地ランキングでは1位を獲得。定住を目的としたファミリー層を中心に支持を集めています。
柏市は自然も豊かで、手賀沼やあけぼの山農業公園、柏の葉公園など自然と触れ合える公園が多くあります。カタクリの群生地や手賀沼自然ふれあい緑道にはハスの群生地もあり、季節にはきれいな花を見ることが出来ますよ。
No.6 市原市
市原市は千葉県の中央部にあり、人口は約26.6万人です。財政力が高く、製造品出荷額が全国第2位、千葉県内では第1位と日本を代表する工業都市です。
都心や千葉市の衛星都市でもある市原市は、成田国際空港、東京国際空港、東京23区内に約1時間程度でアクセスできます。
市原市はなんと!石油化学プラント日本最大数を誇る、日本を代表する工業都市なんです。東京湾沿いの浦安市から君津市付近まで広がる京葉工業地帯の一部である市原市には、石油化学コンビナート群や造船所な数多くあります。夜景が素晴らしく、その美しさは工業夜景都市としても日本11大工場夜景に選定されるほど!
自然も豊かな市原市はゴルフ場も多くゴルフ愛好家にはよく知られています。行楽シーズンになると養老渓谷周辺はハイキングなどを楽しむ人で賑わいます。以前は温泉施設もあったようですが、現在は営業していない施設も多く残念です。市原市にはレジャー施設も多く、オートキャンプ場や海釣り公園。レーシングカー専用サーキットや、カート、四輪車、二輪車用のミニサーキットがあるんですよ。競技場や野球場などもあり、学生や地域の人たちが試合や練習などで使用しています。
またプロサッカーチームの本拠地もあり、熱心なファンが熱い応援を選手たちに送っています。
鉄道ファンには小湊鉄道がおすすめ!なんだか懐かしい感じが漂う車体。菜の花の季節には最高のロケーションで撮影できますよ。週末限定でトロッコ電車が走ったりするので時刻表をチェックしてみるのもいいかも知れませんね。
No.7 流山市
流山市は県の北西部にあり、人口は約20万人。健康都市連合加盟都市です。流山市は昭和42年1月、千葉県20番目の市として誕生し、平成29年1月に市制施行50周年を迎えました。人口も当時は約4万人ほどでした。計測の基礎となる地図の精度が向上したため最近ほんの少しだけ市の面積が広くなるという珍しいエピソードもある流山市です。
流山駅の周辺には古民家が多く、カフェや交流の場として地域で上手に活用しています。宿泊施設への活用にも取り組んでいるようです。
江戸川沿いに位置する流山市は歴史的町並みも多く残っています。行灯(あんどん)が燈る本町の町並みは「行燈回廊」や「江戸回廊」と呼ばれていて、観光客にも人気です。本町江戸回廊には新選組にまつわるものも多く、新選組の組長、近藤勇が最後に構えた陣屋の跡や新選組流山本陣跡などもあるんです。そして流山市は近藤勇が土方俊三と離別した地でもあるんですね。本江戸回廊には他にも国の登録有形文化財に指定されている寺田園旧店舗や呉服新川屋店舗などがあり、一見の価値あり!
流山市はキャンプ場や公園など自然と触れ合うことができる施設がたくさんあります。周辺の住環境がよく商業施設も充実しています。交通の便の良さもあり、住み続けたいと支持するファミリー層も多いんだとか。こんなに自然に囲まれた環境ならそれも納得ですね。
自然と触れ合い。歴史や文化と共存する流山市は素敵な街ですね。
No.8 八千代市
八千代市は県の北西部内陸にあります。人口規模は約20万人で流山市についで第8位になります。筑波颪(つくばおろし)の影響で冬は気温が下がり、非常に寒く、県内でも1月の気温が氷点下になる事も多いとか。陸上自衛隊の習志野演習場も八千代市内の住宅地の中にあり航空自衛隊と広大な敷地を共有しています。
下総台地上にある八千代市は低地では稲作、大地では梨の栽培がおこなわれています。畜産業も盛んで牧場や工場も市内にあります。主に牛乳の生産に力を入れていて「八千代牛乳」というブランドもあるんですよ。
千葉県内各地で栽培される梨ですが、八千代市も梨の栽培は盛んで、栽培品種も多いんですよ。八千代市産の梨は昭和の頃は「阿蘇ナシ」と言う名前で出荷されていたそうですが
現在は「やちよの梨」という名前でブランド化。特に幸水、豊水、新高などが多く栽培されています。
余談ですが、「八千代ふるさと音頭」の歌詞の中にも八千代市の名産品などが数多く登場しています。曲調は明るく、なんとあの森昌子さんが歌っています。
住宅団地発祥の地としても知られる八千代市。東葉高速線の沿線沿いを中心に現在も宅地開発事情が行われています。都内へのアクセスもよく東京のベッドタウンとしても知られています。
八千代市は京成バラ園があり、その規模は日本国内最大級。写真映えするスポットとして県内外から多くの人が訪れます。現在、1600品種1000株を超えるバラに加え、様々な樹木や草花が植栽されていて、その美しさは日本とは思えないほど。園内には芳醇な香りが漂い、恋人の聖地と名付けられたアーチやオリジナル雑貨などを販売するショップもあるので、バラ好きさんにも恋人たちにもおすすめのスポットです。
No.9 習志野市
習志野市は県内では八千代市に次ぐ第9番目の人口規模を持つ市です・人口約17.6万人で県の北西部に位置しています。東京のベッドタウンとしても知られていて、袖ケ浦団地や秋津団地のような大型住宅団地があることでも知られています。
東京湾沿岸にある「谷津干潟」は、渡り鳥が多く飛来する国指定谷津鳥獣保護区であり、ラムサール条約にも登録されている貴重な干潟です。カモやサギなどの水鳥を一年中観察することが出来る習志野市自慢の干潟です。
谷津干潟に面した場所には「谷津バラ園」があります。もともとは「谷津遊園」という京成電鉄が経営する遊園地の一部だったのですが、遊園地が閉演したあとバラ園のみを「谷津バラ園」としてオープンしました。園内には800種類、7500株のバラが植えられていて、春と秋には見ごろを迎えます。皇室や王室ゆかりのバラを集めたコーナーは優雅な雰囲気と気品あるバラの香りを楽しむ人たちにとても人気があります。つるバラを使って造られた「バラの大アーチ」は、その美しさを写真に収めようとする人たちで賑わっています。
またプロ野球チーム「読売ジャイアンツ」の前身のチームが発足した地でもあります。そのことから園内には「読売巨人軍発祥の地」と書かれた石碑が置かれていて、ジャイアンツファンの聖地となっているようです。
千葉工業大学は市内に津田沼キャンパス、新習志野キャンパスをはじめ、たくさんの教育施設が市内にはあります。音楽教育も盛んで市立習志野高校のブラスバンド部の演奏は全国的にも有名です。国際大会も開催できる国際規格の水泳プールを持つ千葉県国際総合水泳場などもあることから習志野市が教育やスポーツに大力を入れていることがわかります。
浦安市
浦安市の人口規模は習志野市に次いで県内第9位で人口は約16.9万人です。人口規模は県内9位ですが、自人口密度は第1位で、平成28年度には日本全国813市区中、財政力指数は首位を記録しています。千葉県のマスコットキャラクター、チーバくんのペロッとだしたベロのあたりが浦安市になります。
浦安市と言えば「東京ディズニーリゾート」!千葉県が誇る知名度ナンバーワンの大型テーマパークです。国内はもちろん、海外からもたくさんの人が訪れています。「東京ディズニーリゾート」がある舞浜地区にはリゾート公式・公認ホテル群とショッピングモール「イクスピアリ」があり、観光客の人気を集めています。市の財政を担う大規模商業拠点となっています
浦安市は海に面していますが、産業は漁業ではなく工業が中心なんです。それは市制施行以前に漁業権を放棄したためで、現在は観光用の釣り船などが営業をしているのみとなっています。埋立地が増えたのも理由のひとつと考えられています。農地も市内にはほとんど存在しません。これは全国的にも非常に珍しい地域なのだとか。海に近いこともあり、塩害の影響を受けやすかったのも理由のようです。
浦安には浦安鉄鋼団地と呼ばれる鉄鋼の流通や加工に特化した団地があります。敷地面積は約108万平方メートル。浦安市鉄鋼通り、湊地区に浦安鉄鋼第一団地、第二団地からなるこの団地は日本最大級の鉄鋼専門の流通基地として有名になりました。浦安市の製造品出荷額の半数以上が鉄鋼や金属製品ということからも鉄鋼業は市の財政を支えている重要な産業なのですね。
佐倉市
佐倉市は国際観光モデル地区に指定された、県の北部に位置する市です。人口は約16.6万人。千葉市と成田国際空港のちょうど中間地点にあたります。
佐倉市はその昔、佐倉藩の城下町として栄えました。市内には佐倉城跡や武家屋敷などが多く現存しているので歴史を肌で感じることができます。国立歴史民俗博物館などがあり、城下町の町並みは日本遺産に認定される文化都市です。また「西の長崎、東の佐倉」と呼ばれた西洋医学の街で、佐倉順天堂を中心に蘭学の先進地としても知られています。
DIC川村記念美術館はDIC株式会社がその関連グループ会社と共に収集した美術品を公開するために市内の総合研究所敷地内に設立された美術館です。モネやルノワールなどの印象派の絵画からピカソ、シャガールなどの西洋近代美術など広いジャンルの収蔵品が展示されていて見ごたえがあります。作品の解説も毎日ガイドスタッフが行っているので、作品をじっくり鑑賞されたい方は利用してみてはいかがでしょうか?広さは約3万坪ほどで、手入れの行き届いた緑豊かな庭園では季節によって美しい草花を楽しむことができます。
佐倉城跡は実際に佐倉城があった場所です。天守閣など建物は残っていませんが、土塁や空堀などが残っていてお城があったんだと感じることができます。散策路は樹木が多くて森林浴を楽しめますよ。日本100名城になっています。
佐倉きのこ園は室内でしいたけ狩りが楽しめる施設です。園内のシイタケ栽培ハウスでは1年中しいたけ狩りが楽しめます。自分で採ったシイタケは園内のバーベキューガーデンで焼いて食べることができちゃいます。自分で採ったシイタケの味は格別!シイタケの他に野菜などは施設内でも販売しているので、気軽に立ち寄ってみてはいかが?
No.10 野田市
野田市の人口は約15.2万人で、県北西部に位置しています。千葉県のマスコットキャラクター、チーバくんのちょうど鼻のあたりが野田市になります。
江戸川や利根運河の水運で栄えた野田市は醤油の五大名産地(野田、銚子、龍野、小豆島、大野)の一つとしても知られていて、醤油蔵や豪商の屋敷など醸造関連遺産は近代化産業遺産に認定されています。醤油業界再大手のキッコーマン株式会社や白醤油部門の最大手のキノエネ醤油株式会社などがあり、国内生産量の1/3を生産するほどの日本最大の醤油生産地がこの野田市なんです!醤油工場は予約をすると工場見学もできますので、興味のある方はぜひ見学してみてくださいね。
野田市は工業が盛んで広大な工業団地が全部で6つも集まっているんですよ。他にも全国有数の枝豆の産地だったり、麦の作付面積が県内最大だったり農業も盛んです。
国土交通省関東地方整備局が募集した関東の富士見百景には「野田市からの富士」に市内4カ所が1景として選定されました。さらに、ちば遺産100選には野田の醤油生産と高梨氏庭園などが選定され自然の美しさや歴史的な遺産も多いことがうかがえます。
清水公園はアスレチックやキャンプなどが楽しめる民営の自然公園です。園内はバーベキューが手ぶらで気軽に楽しめたり、ペット同伴で利用できるオープンテラスのあるカフェもあるんです。アスレチックで体を動かしたり、モルモットやうさぎなどの動物と触れ合える場所もあります。ニジマス釣りで自然に触れ合うことも。500種類の四季折々の花々や紅葉の季節には紅葉も堪能できる素敵な公園です。
No.11 木更津市
千葉県の中西部に位置する木更津市の人口は約13.6万人。古くから港町として栄え、重点港湾の木更津港を有する港湾都市です。
木更津市と神奈川県の川崎市を結ぶ東京湾アクアラインは全長15.1kmの自動車専用有料道路。木更津から4.4kmが橋梁で、そこから川崎までは海底トンネルになっていて、橋梁とトンネルの接続部分は「海ほたる」とよばれる世界的にも珍しい海上にあるPAなんです。上空から見るとまるで豪華客船のようなデザイン。建物の最上部からは横浜ベイブリッジや新宿の高層ビルなどを見ることができます。富士山もばっちり見えますよ。
「証誠寺」は童謡「証誠寺のたぬきばやし」のモデルとなったお寺。敷地内には童謡記念碑があります。この寺に伝わる「たぬきばやし」の伝説は、日本三大たぬき伝説1つとして数えられています。「証誠寺のたぬきばやし」はこの伝説を元に作られた童謡だったんですね。毎年秋にはたぬきの供養として狸まつりが開催されるそうですよ。ちなみに、日本三大たぬき伝説とは群馬県の「文武区茶釜」、愛媛県の「八百八狸物語」です。
木更津市は工業、商業、製造業、水産業や農業なども盛んです。工業ではバイオテクノロジーを中心とした先端技術産業に特化した研究開発拠点であるかずさアカデミアパーク、商業施設では三井アウトレットパーク木更津、製造業などではかずさDNA,水産業はアサリや乾燥海苔や稲作、などが代表的ですね。とくにアウトレットパークにはアクアラインを利用して遠くから買い物客が訪れています。そして、木更津の海苔は天下一品!最近は色々な味のついた海苔があります。特におすすめなのがわさび味の海苔!つんとくるわさびの香りが癖になりますよ。
No.12 成田市
成田市の人口は約13.1万人。県の北部中央にあり、成田地区、ニュータウン地区、空港地区、農村地区、工業団地地区の5つに分けられます。
市中心部にある成田山新勝寺は「成田のお不動様」の愛称で親しまれ、全国からたくさんの人が訪れます。豪華な三重塔や美しい庭園。門前町の町並みは日本遺産に認定されているんですよ。表参道にはたくさんの土産店や飲食店が多く、参道にはうなぎ屋が軒を連ねています。うなぎは成田の名産品!昔は徒歩での旅だったので印旛沼で採れた栄養価の高いうなぎを元気になって欲しいと願って参拝客に振る舞っていたそうです。
歌舞伎とも縁が深く「成田屋」の屋号で知られる市川團十郎家とは江戸元禄以来、不動尊信仰の絆で結ばれているそうです。
「成田国際空港」も日本の玄関口として全国に知られていますね。第一ターミナル中央ビルにある「展望デッキ」は長い滑走路を一望できると大人気です。飛行機の離着陸の様子は迫力満点!爆音と共に飛び立つ飛行機を間近で見ることができますよ。A滑走路の北側の小高い丘の上にある公園「成田市さくらの山」も離着陸を間近に見られるスポット。名前の通り桜の名所で桜の季節には桜と飛行機を一緒に楽しむことが出来ます。週末には一眼レフカメラを構えた航空ファンや家族連れで賑わいます。南側にある「三里塚さくらの山」でも桜と飛行機を楽しめますよ。
牛やヤギなど多くの動物たちと触れ合える成田ゆめ牧場は乗馬や搾乳、バターづくりなどが体験できます。オートキャンプ場もあり、季節にはお芋堀りやいちご狩りも楽しめちゃいます。牧場で採れた牛乳やヨーグルトなどの乳製品、スイーツなども販売しているので、お土産もばっちりです!
No.13 我孫子市
我孫子市は県の北西部にあり、1970年代からは都心のベッドタウンとして人口が増加しました。現在は自然豊かな住宅都市としても発展していて人口は約12.9万人です。
我孫子市は江戸時代から水戸街道の宿場町、安孫子宿として栄えました。手賀沼湖畔には文化人が別荘や住宅を構え、文化都市としても栄えました。志賀直哉、武者小路実篤などに代表される白樺派の拠点となっていて大正時代から昭和初期にかけては「北の鎌倉」と称されるほどでした。
江戸時代には利根川を利用した水運も栄えていて、利根川の主要な河岸でもありました。我孫子市はかつての文化人の別荘跡地や文化施設が多くあります。神社仏閣や城跡など多く、歴史が残る街なんですね。
その他にも自然が豊かな我孫子市には水と親しんだり、植物や野鳥を観察できる公園がたくさんあります。
我孫子市は自然と歴史や文化がバランスよく混在する素敵な所です。