古くから日本で錦鯉は、福をもたらす神聖な生き物の象徴でした。そのため鯉は「出世・商売繁盛・金運上昇」という意味での縁起物として人々から大事にされてきたのです。
そんな鯉に関係の深いお寺は、どれも縁起の良い逸話などがありました。中には実際に鯉を飼っているお寺もあります。
もちろん鯉だけでなく、お寺の情景やちょっとした願掛けも楽しめる場所もあり、お寺巡りなどが好きな方は是非一度訪れてみてほしいお寺ばかりです。
- 1 定山渓温泉(北海道)
- 2 北上市立公園展勝地(岩手県)
- 3 材木岩公園(宮城県)
- 4 鳴子ダム(宮城県)
- 5 高瀬川(山形県)
- 6 猪苗代ハーブ園(福島県)
- 7 蔵の街遊歩道(栃木県)
- 8 神流町大字万場地内河川敷(群馬県)
- 9 鶴生田川(群馬県)
- 10 利根川河川敷緑地公園(埼玉県)
- 11 竜神大吊橋(茨城県)
- 12 次大夫堀公園民家園(東京都)
- 13 東京タワー(東京都)
- 14 大王わさび農場(長野県)
- 15 花桃の里(長野県)
- 16 浅野川大橋(石川県)
- 17 羽根谷だんだん公園(岐阜県)
- 18 相川の鯉のぼり一斉遊泳(岐阜県)
- 19 七里御浜(三重県)
- 20 吉野川河川敷公園(奈良県)
- 21 芥川桜堤公園(大阪府)
- 22 梅田スカイビル(大阪府)
- 23 グリーンエコー笠形(兵庫県)
- 24 国営明石海峡公園(兵庫県)
- 25 笠岡ベイファーム(岡山県)
- 26 佐波川こいながし(山口県)
- 27 二十四の瞳映画村(香川県)
- 28 四万十川(高知県)
- 29 仁淀川(高知県)
- 30 峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか(徳島県)
- 31 ファームステーションバサロ(福岡県)
- 32 川上峡(佐賀県)
- 33 杖立温泉(熊本県)
- 34 名勝仙巌園(鹿児島県)
- 35 奥ヤンバルの里(沖縄県)
- 36 水槽で楽しむ錦鯉・金魚: 横から鑑賞。日本の伝統魚の新しい飼育スタイル
定山渓温泉(北海道)
2024年で38年目を迎える、定山渓の春の風物詩『渓流鯉のぼり』。
札幌の湯の杜ともいわれる定山渓温泉で、約1か月間・「定山渓温泉渓流鯉のぼり」が開催されます。
掲揚期間は令和6年4月1日(月)~5月12日(日)で、家庭や職場で使われなくなった鯉のぼりを集め、温泉街を流れる豊平川の上空を約400匹の大小色とりどりの鯉のぼりが泳ぎます。
山々に残雪が見られる4月、端午の節句を迎え桜が咲き誇る5月上旬、新緑が芽生える「春紅葉(はるもみじ)」を迎える5月中旬の期間、温泉や定山渓神社・足湯施設など上空をゆったりと泳ぐ姿は、北海道の春の風物詩として定着しています。
北上市立公園展勝地(岩手県)
みちのく三大桜名所、北上展勝地さくらまつりは、令和6年4月4日から4月29日までの期間開催され、日本全国から訪れる大勢の花見客で賑わいます。
満開の桜並木を観光馬車が走り、ノスタルジックな雰囲気があります。
イベント「北上川のこいのぼり」は、約300匹の鯉のぼりが珊瑚橋下流の上空にさくらまつり期間中、5月上旬頃まで、掲揚されます。鯉のぼりが掲揚の期間中は、桜と鯉のぼりを楽しむことができます。
桜が散ったあとも、珊瑚橋下流の上空をゆったりと泳ぐ姿を眺めながら大自然の中、散策を楽しむことができます。
「展勝地」の由来は、沢藤氏の親友風見章氏が事業団体の名称を展勝会と命名したことと、陣ヶ丘からの眺めが素晴らしいところから、展望のきいた名勝・景勝の地という意味で名づけられました。
材木岩公園(宮城県)
材木岩公園は、国の天然記念物「材木岩」の造形美を間近に感じられる「水と石との語らいの公園」です。
「材木岩」は、白石川上流に位置する「七ヶ宿ダム」のすぐ下にあり、高さ65m、幅約100mもある国の天然記念物です。
材木岩公園は、この地にあった石と白石川の豊富な水を活用しており、自然の造形美がみごとな「材木岩」を対岸に眺めながら、自然を満喫できる場所です。
4月下旬から5月の連休にかけては「鯉のぼりの吹き流し」が開催されます。川の上を約800匹の鯉のぼりが風に乗って泳ぎます。
川音のリラックス感はさながら、川の後ろの壁が柱状節理というものになり、さらに壮大なスケール感のある景色です。
春は満開の桜と新緑が美しく、空を泳ぐ鯉のぼりを一緒に撮影できる隠れたスポットです。
鳴子ダム(宮城県)
宮城県の大崎市鳴子にある鳴子ダムは、昭和32年10月 国内で初めての日本人のみの手で造られたアーチ式コンクリートダムとして完成しました。 洪水に備えたり、田畑を潤したり、電気をおこしたり、たくさんの目的のためにつくられたダムです。 ゴールデンウィークの頃に開催される「鯉の滝のぼり」では、 ダムの放水と空を気持ちよく泳ぐこいのぼりの美しい景色を眺めることができます。
鳴子ダムの前面には、約50本の鯉のぼりを設置し、その影が滝をのぼっている様に見えることから「鯉の滝のぼり」として地域の方や観光客に親しまれています。 地元の子どもたちの手作りの鯉のぼりです。 2024年4/23~25に「すだれ放流」が行われ、このすだれ放流はこの時期のみで、大迫力の放流を真近で楽しめます。
高瀬川(山形県)
高瀬川は山形県山形市にある川です。
ゴールデンウイークの頃「高瀬川のこいのぼり」が山形市高瀬地区の“蔦の木川原に集う会”の皆さんにより、清流のせせらぎが耳に心地良い高瀬川で毎年催されています。紅花の里として有名な山形市高瀬地区で、期間中およそ250匹の色鮮やかな鯉のぼりが清流高瀬川上空を泳いでます。
川原から青空と鯉のぼりを仰ぎ見たり、写真を撮ったり、悠々と泳ぐ鯉のぼりの下、いろんな方々が幅広く楽しめます。
桜の花びらと鯉のぼりが春うららかな青空に舞う、清流の美しい風景を楽しむことができる場所です。
「高瀬川のこいのぼり」の会場、清流高瀬川は、山間の自然そのものの風景。川遊びをしたり、子供連れのファミリーがお花見したり鯉のぼりを眺めつつ、ピクニックするのにぴったりです。
猪苗代ハーブ園(福島県)
福島県猪苗代町にある「リステル猪苗代・猪苗代ハーブ園」は、磐梯高原にある広さ1.5ヘクタールの花と香りの楽園。
広大な敷地園内には約100万本の菜の花、ラベンダー、ミント、カモマイルなど約400種類の花々が季節毎に咲き誇ります。
2020年から鯉のぼりの掲揚がスタートしました。約100万本の菜の花が見ごろを迎える頃に、磐梯山をバックに約80匹の鯉のぼりが青空を泳ぎます。
鯉のぼりと菜の花のコラボレーションがSNSで「映える」と話題になり、県の内外から観光客が訪れるようになっています。
「春は菜の花」「初夏はラベンダー・ポピー・カモマイル」「秋はコスモス」など1年中、季節のお花を楽しむことができます。6月下旬から見頃になるラベンダー畑では花摘みもできます。
蔵の街遊歩道(栃木県)
蔵の街遊歩道は、江戸と結ばれた水運と、京都の朝廷から日光東照宮へ遣わされた、例幣使街道の宿場町として栄えた場所です。
端午の節句に飾られる「鯉のぼり」は、子どもの健やかな成長と立派に育ってほしいという願いが込められています。
「うずまの鯉のぼり」が、2024年3/15~5/15の期間に開催され、栃木県栃木市のまちなかを流れる巴波川に、1,100匹以上の鯉のぼりが掲揚されます。
うららかな春の風に吹かれて大空を泳ぐ「鯉のぼり」を、遊覧船の上から優雅に眺めることができます。また、巴波川沿いの遊歩道を、大空を自由に泳ぐ「鯉のぼり」を見ながらお散歩も楽しめます。
川沿いを歩きながらでも、遊覧船の上からでも「鯉のぼり」を眺められる「うずまの鯉のぼり」は、春の風物詩で親子で楽しむ方も多いです。
神流町大字万場地内河川敷(群馬県)
鯉のぼり祭りは、ゴールデンウィークの時期に昭和56年5月に町内の有志団体「かたる会」が2本のワイヤーロープに鯉のぼりを100匹ずつ揚げたのが始まりです。
年々増え、昭和62年5月には、800匹となりました。
同年に群馬県ふるさとづくり賞を受賞し、翌年は第2回全国ふるさとづくり賞の最優秀賞にも輝いたイベントです。
群馬県神流町を流れる、関東一と言われる清流「神流川」で、令和6年5月3日〜5月6日に「かんな鯉のぼり祭り」が開催されます。
令和6年4月23日〜5月7日神流町大字万場地内河川敷に、鯉のぼり掲揚されます。見渡す限り大空に広がるおよそ800匹の鯉のぼりが泳ぐ景色は、圧巻のスケールです。
子どもの健やかな成長と立派に育ってほしいという願いが込められた、鯉のぼりを親子で楽しめます。
鶴生田川(群馬県)
群馬県館林市の鶴生田川では、2024年の開催は3月23日(土)~5月10日(金)まで、こいのぼりの里まつりが開催されます。
メイン会場となる鶴生田川には、この場所だけで3,000匹のこいのぼりが飾られ、川の上を埋め尽くすほどです。
夜になるとこいのぼりのライトアップが行われ、夜空を優雅に泳ぐこいのぼりを楽しむことができます。こいのぼりの数の多さは、2005年に世界ギネス記録に認定され、世界一のこいのぼりまつりとなりました。水面の上をたくさんのこいのぼりが泳ぐその景色は圧巻です。
4月上旬まで館林さくらまつりも同時開催されており、満開の桜のなか大空を優雅に壮大に泳ぐこいのぼりは、よりいっそう美しい景色となります。一度は訪れたい館林市の一大イベントです。
利根川河川敷緑地公園(埼玉県)
鯉のぼりの産地で有名な埼玉県加須市で「第15回加須市民平和祭」が令和6年5月3日 に利根川河川敷緑地公園で開催されます。
ジャンボこいのぼり(全長100m・重さ約330㎏・目と口の直径10m)は、1日2回各30分間、遊泳されます。制作人数、延べ3500人、制作期間約3カ月間です。
ジャンボこいのぼりは昭和63年に誕生しました。平和祭では、お囃子の演奏、園児たちが鯉のぼりの曲を歌い、観客に見守られながら、ジャンボこいのぼりが巨大クレーン車で10mの口に風が入るように口紐で調節し、少しずつ大空に舞っていく姿は圧巻です。
世界一大きい鯉のぼりが、安全・安心な平和な未来の暮らしを願いを込めて、大空に雄大に舞う姿は、平和を祈り世界に羽ばたいているようです。
竜神大吊橋(茨城県)
竜神大吊橋は、茨木県常陸太田市の奥久慈県立自然公園の竜神峡に掛かる鉄橋で、龍神峡にひろがるV字形の美しい渓谷の中を流れる龍神川をせき止めた龍神ダムの上にかけられました。
毎年4月下旬から5月中旬にかけて「竜神峡鯉のぼりまつり」が開催されます。
橋長は375mで、歩行者専用の橋としては本州一の長さを誇り、ダム湖面よりの高さは100mあります。
まばゆいばかりの新緑の中、竜神大吊橋を歩きながら、大中小約1000旒の鯉のぼりが壮大に泳ぐ姿を見ることが出来ます。
日本有数の長さの大吊橋と、鮮やかな新緑の渓谷に竜神ダム上空を群泳する多くの鯉のぼりが春風に群雄する姿は美しく迫力満点です。
また、吊橋に設置されている3箇所の「のぞき窓」から湖面を覗くと、高さ最大100mのスリルを体験できます。
次大夫堀公園民家園(東京都)
「次大夫堀公園民家園」は、江戸時代後期から明治時代初期にかけての農村風景を再現した世田谷区立の公園で、開園は昭和63年11月16日です。
戦国時代に生まれ、江戸時代初期の代官および用水奉行であった小泉次大夫が公園の名前の由来です。
民家園を出て、管理棟がある方へ向かうと水田が広がっています。
この場所に、こいのぼりが展示されています。こいのぼりの展示は、行事 ”暮らしの歳時記 民間暦「五月節句」” の一環です。この公園は、人々の暮らしと武蔵野の自然が一体となって織りなす美しい世田谷の風景をいつまでも後世に伝えたいと願い多くの人々の協力により実現したものだそう。
次代夫堀公園の開園を記念した、記念碑が建てられています。この公園は貴重な体験ができると同時に、心が安らぐ場所です。
東京タワー(東京都)
東京タワーは「端午の節句」恒例企画として、東京タワーの高さ333メートルにちなんだ大小色とりどりの333匹の「鯉のぼり」と1匹だけ全長6mの「さんまのぼり」が泳ぎます。
毎年秋の恒例行事「三陸・大船渡 東京タワーさんままつり」を通じて、友好関係にある岩手県大船渡市へ、復興へのエールを込めて2011年以降から装飾しています。
東日本大震災からの復興を願い、岩手県大船渡市名産のサンマにちなんだ「さんまのぼり」と大漁旗も掲げられています。
2024年3月20日から5月6日まで、東京タワーの1階正面玄関前に「鯉のぼり」と「さんまのぼり」が掲揚されます。
東京ではすっかり見かけることが少なくなった鯉のぼり。ここ東京タワーでは“春の風物詩”として、多くの方々に親しまれています。
大王わさび農場(長野県)
日本一広いわさび田は、豊かな北アルプスの雪解け水が伏流水となって扇状地の下をくぐり抜け、安雲野の一角に湧き出した清冽な水に恵まれて大王のわさびが育ちます。
安曇野市の観光施設「大王わさび農場」は、5月5日のこどもの日に合わせ約80匹のこいのぼりが青空に元気いっぱい泳ぎます。
ワサビ田に流れる水の音が心地よ中、涼風に鯉のぼりはたなびき、観光客の目を楽しませています。
安曇野市の観光施設「大王わさび農場」のこいのぼりの景色は、6月中旬ごろまで見ることができます。
綺麗な安曇野の雪解け水に育てられた“わさび”、その“わさび”を使った、わさびソフトクリームやわさび定食があり、食べて楽しむスポットもある、日本一のわさび農園です。ゴールデンウェークは親子で楽しめます。
花桃の里(長野県)
「花桃」の名所として知られている長野県阿智村にある「花桃の里」は、毎年花桃の開花に合わせて橋の上に鯉のぼりが勇壮に大空を泳ぐ姿をみることができます。
日本の電力王と呼ばれた福沢桃介(福沢諭吉の娘婿)が 1922年にドイツのミュンヘンから花桃の苗を持ち帰り 木曽の発電所に植えたことで始まりました。
春の風物詩「花桃まつり」が開催され 約5000本の花桃と鯉のぼりを楽しむことができ、毎年約7万人が訪れます。
山々に囲まれた川沿い風景は桃源郷と言われていて4月上旬は桜と花桃を楽しむことができ 、「川と鯉のぼりと花桃」が 最高のロケーションです。
遊歩道に繋がる最初の橋上からは鯉のぼりがよ見え、絶好の写真スポットです。 夜は日本一の星空を鯉のぼりが泳ぎ幻想的な光景が見られます。
浅野川大橋(石川県)
浅野川大橋は、石川県金沢市内を流れる浅野川に架かる橋で、国の登録有形文化財です。繊細な情緒ある川の流れとこのアーチ橋が美しい景観を創っています。
毎年、5月の節句の前後に、全国でも珍しい「浅野川・鯉流し」が2024年5月4日(予定)10時~15時(予定)開催され、浅野川大橋の上流にある「梅の橋」から「浅野川大橋」までの河川と、その周辺で行われます。
石川県の伝統工芸・加賀友禅の制作工程の1つである「友禅流し」のように、浅野川に流すこの行事は、金沢のこの時期の風物詩となっています。当日は川の水量に合わせて150本から200本の鯉のぼりを流すそうです。
「梅ノ橋」は、浅野川にかかる歩行専用の木造橋で、そこに吊るされた鯉のぼりが風に揺られる姿も美しいです。
羽根谷だんだん公園(岐阜県)
羽根谷だんだん公園は、岐阜県海津市(旧海津郡南濃町)にあり、 1980年から整備が始められ1994年に完成しました。土砂災害を防ぐために昔から砂防が行われてきた羽根谷につくられた公園です。
桜の名所で、岐阜県選定の「飛騨・美濃さくら三十三選」に選ばれています。
公園内の施設は、巨石積み堰堤・土石流の広場・モニュメント・岐阜県さぼう遊学館があります。
春は、羽根谷沿いに約1600本の桜が咲き誇り、特に八重桜の本数は1000本の桜が並ぶ景色は美しく、川のせせらぎの音は安らぎます。自然豊かな公園で、水遊びなど自然を楽しむお子様で賑わいます。
川の上空、大空をおよぐ鯉のぼりの姿は、お子様の健やかな成長と出世を願う、鯉の滝登りのようです。
相川の鯉のぼり一斉遊泳(岐阜県)
岐阜県不破郡垂井町のほぼ中央を東西に流れる相川の鯉のぼり一斉遊泳は、毎年3月下旬~5月上旬に開催され、約350匹の鯉のぼりが掲揚されます。
1987年に垂井町が、子供が成長し家庭で眠っている鯉のぼりを募集し、全国から寄付を受けたことによりこのイベントが始まりました。
町内の小学校を卒業する小学生が将来の夢などを寄せ書きした鯉のぼりが、最前列で遊泳されます。
鯉は「龍門」という急流の川をのぼり、そして龍になり天へと登る。という伝説のように、こども達の大きな願いが「鯉のぼり」に込められています。
この公園の両岸の堤防に桜が約200本植えられ、満開の桜と鯉のぼりの共演は、絶景のスポットで春の風物詩となっています。
気温によっては、上流側の伊吹山に残雪を見れる年もあります。
七里御浜(三重県)
七里御浜(しちりみはま)は、紀伊半島の吉野熊野国立公園内(三重県の南部)に位置し、熊野市から御浜町を経由して紀宝町まで続く、日本で最も長い全長約22kmの砂礫海岸です。
毎年ゴールデンウィークになると『七里御浜 泳げ!鯉のぼりくん』イベントが、2024年4月28日~5月6日までの期間、七里御浜(木本町・井戸町)の場所で開催されます。
4/28初日 鯉のぼり掲揚げ 漁船による海上パレードでイベントがはじまります。
鯉のぼりには、人生という流れの中で遭遇する難関を鯉のように突破して立身出世して欲しいという意味があり、未来を担う子どもたちの成長を願いを込めています。
『獅子巖』から熊野灘(太平洋)約1キロにわたって、大海原をバックに、約250匹鯉のぼりが泳ぐ姿は、圧巻で、壮大です。
吉野川河川敷公園(奈良県)
吉野川河川敷公園は五條市本町にあり、奈良県南東部の大台ケ原を水源とする紀の川(通称:吉野川)の河川敷に設けられた公園です。
吉野川活性化プロジェクト・吉野川鯉のぼり実行委員会では、川に親しみをもっていただくため「吉野川の鯉のぼり」が毎年4月上旬~5月下旬まで開催されます。
五條市では、ご自宅で眠っている鯉のぼりの寄付を募集し、地域住民と一緒にイベントを盛り上げています。
今年2024年は3月30日~5月24日期間中、約200匹の鯉のぼりが吉野川河川敷に掲揚され春の風物詩となっています。
散策、散策途中にお弁当を食べながら、五條の街や周辺の山々が見渡せる大空に鯉のぼりが泳ぐ姿を見ることができ、毎年多くの見物客で賑わいます。
芥川桜堤公園(大阪府)
芥川桜堤公園は、大阪府高槻市を流れる芥川沿いにある公園です。
端午の節句の前後、毎年開催される「鯉のぼりフェスタ」2024年イベント開催日は4月29日です。約1000匹の鯉のぼり掲揚期間は、2024年4月22日~5月5日です。
鯉のぼりは、市民から寄贈されたもの、市内の幼稚園や保育園の子どもたちが手作りしたものが含まれています。また、希望者を募って製作した、子どもの名前入りのこいのぼりも揚げられています。
芥川の上を泳いでいる1000匹の鯉のぼりは壮観です。
イベントステージでは、バンド、和太鼓演奏、ダンスなどのパフォーマンスが実施され賑わいます。
子どもたちの息災を願う親世代の想いと、子どもたちの夢を鯉のぼりに乗せ、毎年開催されるこいのぼりフェスタは、高槻市の春の風物詩です。
梅田スカイビル(大阪府)
梅田スカイビルは、建築家の原広司氏設計により世界初の連結超高層建築として1993年に誕生しました。
3階から35階まで視界360度のエレベーターで一気に上昇し、そこから乗る、長さ45メートルもあるシースルーのエスカレーターは、空中に浮かんでいるようです。
子どもたちの健やかな成長を願い、「鯉のぼりの放流」を毎年恒例で開催しています。
2024年は、4月15日~5月6日までの期間、梅田スカイビル1F広場・ワンダースクエアで開催されます。入場は無料 です。
2022年は、長引く新型コロナ感染の収束を願い、地元の園児・中学生・専門学校生がペイントした鯉のぼりを、はじめて掲揚しました。巨大な吹き抜けを約100匹もの鯉のぼりが、悠々と泳ぐ姿は圧巻です。
グリーンエコー笠形(兵庫県)
グリーンエコー笠形は、兵庫県神河町にある豊かな自然をベースとした総合アウトドアレジャー施設です。
子どもたちの健やかな成長を願い、1984年から毎年3月末から5月初めにかけて『こいのぼり大空遊泳』を行っています。
施設内全体で大小1,000匹のこいのぼりが泳いでおり、ご家庭の使っていた鯉のぼりの寄付を受け付けるときもあります。
日本一勇壮なこいのぼりを目指していて、今では、神河町の春の風物詩となっています。
毎年4月中旬頃になると春祭りが開催され、当日は「こいのぼりあげ体験」もできます。また、「うまいもん広場」や「遊び広場」もあり子供たちも楽しめます。
桜の名所であり、春は「こいのぼりの大空遊泳」と、桜の両方を楽しむことができ、毎年4月頃には花見をする家族連れなどでにぎわいます。
国営明石海峡公園(兵庫県)
国営明石海峡公園は、「自然と人との共生、人と人との交流」を基本理念とし、兵庫県淡路市と兵庫県神戸市にある、総面積330ヘクタールの国営公園です。
淡路地区は2002年3月に開園し、神戸地区については2016年5月に一部開園しました。
「春のカーニバル・およげ こいのぼり」が開催され、期間は2024年4月20日(土)~5月19日(日) までです。
週末や祝日には段ボールのクラフトや迷路、オランダ衣装体験など多彩な体験イベントを開催されます。
無料入園日は、4月21日(日)と5月4日(土・祝)です。
4月末から、子どもたちが元気に大きくなること、子どもの無事な成長を願い、カーニバル期間中は多数のこいのぼりを掲げられます。
毎年、多くの親子連れの来場客で賑わいます。
笠岡ベイファーム(岡山県)
春に菜の花の黄色で彩られるこのスポットでは、「菜の花と鯉のぼりプロジェクト」という名前でネットにて寄付を募り、鯉のぼりを掲げています。
子供が独り立ちした世帯や、もう鯉のぼりを揚げなくなったご家庭から寄付によって集められた鯉のぼりが、菜の花畑、ポピー畑に飾られました。
一帯のどかな畑風景と可愛らしい鯉のぼりがマッチし、思わず目を奪われます。写真スポットとしてももちろん大活躍しますので、写真好きな方にもおすすめです。夏の季節にはひまわり畑にチェンジし、四季によって姿を変えるのも魅力です。
彩り豊かな花畑と鯉のぼりの風景を心ゆくまで楽しみましょう。
佐波川こいながし(山口県)
山口県防府市で開催される「佐波川こいながし」は、今年は2024年5月3日~5日まで開催され、約120匹もの布製鯉のぼりが川の中を泳ぐ「水中こいのぼり」を見ることができます。
鯉のぼりと言えば、上空を泳ぐ姿をイメージしますが、
地区の有志が地域おこしを目的に家に眠っているこいのぼりを寄贈してもらい、水中を泳がせることを考案され、2008年から始まった全国的にも珍しいイベントです。
地域住民のボランティアや、小・中学校の生徒が協力して設置しています。
赤い欄干の中央橋から川を覗くと、透明度の高い水中を、約120匹のこいのぼりが豪快に泳ぐ姿は美しく、多くの観光客が訪れます。
河川敷では「こいのぼりの舞」も体験でき、こいのぼりを手に持ち走って泳がせ、ご家族で端午の節句を祝っています。
二十四の瞳映画村(香川県)
二十四の瞳映画村は、香川県の小豆島にある映画と文学のテーマパークです。
毎年、端午の節句に鯉のぼりが香川県小豆郡土庄町の戸形公民館(旧戸形小学校)前の海上に掲げられます。
鯉のぼり掲揚は、1990年にボランティア団体によって開始され、2005年に戸形小が閉校となった後も地元自治会などが引き継がれています。
小豆島最西端の戸形崎と、岸から約80メートル沖にある岩場に立てた支柱の間にワイヤを張り、色とりどりの大小32匹を飾り付けています。
青い海や空を背景に潮風を受け、悠々と泳ぐ鯉のぼりは、子どもの健やかな成長を願って各家庭から寄付されたものです。
2024年1月能登半島地震で被災された方を応援し、地元の子ども達が「がんばろう」「北陸」と書いた手作りの吹き流しも掲げました。
四万十川(高知県)
高知県四万十町の四万十川をまたぎ架けられる鯉のぼり「こいのぼりの川渡し」が、2024年4月14日~5月11日まで行われます。
1974年に川に50匹のこいのぼりを掲げたことからスタートし、「こいのぼりの川渡し」発祥の地で今年2024年50周年を迎えます。
四万十川の上空に600メートルと450メートル、2本のワイヤを渡しおよそ500匹の鯉のぼりが掲げられます。
現在は、全国各地から鯉のぼりの寄付があり、約500匹もの鯉のぼりが空を泳ぐ壮大な景色となっていきました。
川面をたどって流れてくる風にあおられ、鯉のぼりが大空を悠々と泳ぐ姿は壮観で、四万十町の春の風物詩です。
こいのぼり公園には「こいのぼりの川渡し発祥の地」の石碑があり、絶景を一目見ようと、県内外から多くの人々が訪れます。
仁淀川(高知県)
高知県吾川郡いの町では、「第28回2024年仁淀川紙のこいのぼり」が開催されます。このイベントは1995年から始まりました。
いの町は、手漉き和紙で栄えた町です。このイベントは清流「仁淀川」と「いの町」の特産「土佐和紙」をPRのため、ゴールデンウィークに開催されます。
特産の紙「不織布」を使って、彩色した約250匹の紙のこいのぼりが、清流仁淀川(平成24~30年度全国1級河川水質ランキング第1位)の川面を泳ぎます。過去には「第4回ふるさとイベント大賞自治大臣表彰」を受賞しています。
水中を泳ぐこいのぼりの絶景は、初夏の訪れを感じ、川遊びをしながら、橋の上から、遊覧船から、いろんな場所から仁淀川を泳ぐ紙こいのぼりを楽しめます。
イベント最終日には、川に浮かべた紙のこいのぼりを希望者に配ります。
峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか(徳島県)
徳島県三好市大歩危の鯉のぼりは、遊覧船や「レストラン大歩危峡まんなか」を運営する大歩危峡観光遊船が1982年に始めたイベントです。
「レストラン大歩危峡まんなか」にて、吉野川の対岸沿いと国道側に長さ120mのワイヤーを張り、「鯉のぼり」を吊るしています。
当初は10匹程度だった鯉のぼりでしたが、「渓谷を泳ぐ姿が素晴らしい」と評判が広まり、全国から不要になった鯉のぼりの寄贈され、現在では、100匹を超える鯉のぼりが吉野川の渓谷の上を泳ぎます。
東日本大震災から10年の2021年は、地元の児童が被災地へ復興の願いを込めたメッセージを記した1匹の鯉のぼりも泳いでいました。
毎年3月~5月の期間、吉野川の大歩危峡の渓谷を見下ろすように、鯉のぼり約150匹が泳ぐ姿は春の風物詩となっています。
ファームステーションバサロ(福岡県)
博多の奥座敷「原鶴温泉」の玄関口に位置する道の駅、施設内の物産館「ファームステーションバサロ」には、新鮮な野菜や果物のほか、杷木町の特産品「志波柿」やブドウなどの特産品のおいしさが詰まった加工品やおふくろの味の惣菜など、バラエティ豊かな商品が揃います。特に、ブドウを使った巨峰ソフトは道の駅の名物となっています。
春や夏には道の駅前の菜の花畑、ひまわりはみごとで、イベントも開催されます。
端午の節句の時期、2024年4月11日(水)~5月16日(木)期間中、道の駅原鶴ファームステーションバサロ前の畑に、たくさんの「鯉のぼり」が泳ぎます。菜の花畑と鯉のぼりは春の風物詩となっており、年間80万人の観光客が訪れます。
川上峡(佐賀県)
川上峡春まつりは、1978年からスタートし、2024年は第46回目の開催です。
佐賀市民の皆様から寄贈された、約3~6mの色とりどりの約300匹の鯉のぼりが、佐賀県佐賀市大和町川上 嘉瀬川にかかる官人橋を中心として優雅に泳ぎます。
九州の嵐山”こと佐賀市大和町・川上峡で、「鯉のぼりの吹き流し」は毎年恒例になりました。2024年3月16日~5月19日まで開催されます。
期間中に運航される、観光屋形船に乗り、川面から春の大空を泳ぐ鯉のぼりを“ゆっつらー”と楽しむことができ、粋で風情があります。
「鯉が滝を登りきると龍になる」という「登竜門伝説・鯉の滝登り伝説」から、鯉は立身出世の象徴とされています。鯉のぼりにお子様の健やかな成長や出世の願いが込められています。
杖立温泉(熊本県)
1年のなかでも最大規模となるイベント「杖立温泉鯉のぼり祭り」が今年で44回目を迎え、2024年4月1日~5月6日の期間、開催されました。
町おこしのために始め、最初は約50匹の鯉のぼりだったのが、全国から寄贈されるようになり、今では約3,500匹の鯉のぼりを地元のボランティアによって揚げられています。渓流杖立川の上を泳ぐ鯉のぼりは春の風物詩です。
約800mにわたって両岸から張られたロープに吊るされ、湯の里を流れる杖立川の上空を泳ぐ約3,500の鯉のぼりの姿は、圧巻の光景です。
「登竜門伝説・鯉の滝登り伝説」から、鯉は立身出世の象徴とされているため、鯉のぼりを揚げ、子どもの健やかな成長と出世を祈願するようになりました。
鯉のぼり写真コンテストも行われ、観光客で賑わいます。
名勝仙巌園(鹿児島県)
仙巌園は万治元年1658年19代光久によって築かれた島津家別邸です。2015年に世界文化遺産の構成資産に登録されました。錦江湾や桜島をとりいれた雄大な景色が美しく、鹿児島を代表する観光地です。
無病息災などを願う行事、1年における「5つの節目=五節句」があります。その1つ、5月5日は端午の節句です。
子どもの日といえば、現在では「登竜門伝説・鯉の滝登り伝説」から、鯉は立身出世の象徴とされているため端午の節句に「鯉のぼり」を揚げます。島津家では「鯉のぼり」ではなく「五月幟 」を掲げています。
五月幟とは、家に男児が生まれたことを神様に伝え、子どもの健やかな成長を祈願するために家紋等を入れた幟を天に高く掲げる「幟旗」のことです。島津家に代々伝わっている伝統だそうです。
奥ヤンバルの里(沖縄県)
沖縄県国頭郡国頭村(くにがみそん)「奥ヤンバルの里」前を流れる奥川の河川公園で、鯉のぼりのお祭りが毎年「子どもの日」に合わせ、ゴールデンウィーク期間中の3日間に行われます。
那覇空港 車 150分に位置する国頭村の雄大な自然の中、奥川の上空に約950匹の鯉のぼりが悠々と泳ぐ姿は圧巻です。
鯉のぼりが舞うイベントでは、子ども達の健やかな成長を祈願、奥やんばるの自然を満喫してもらうために開催されます。川遊びや、川で泳ぐ子ども達で賑わいます。
会場では子ども達によるステージイベント(エイサー、フラダンス、琉球舞踊、歌謡ショー、ブレイクダンス)が行われ、初夏の風物詩となっています。
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